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技術士一次試験対策講座を開講

2021.12.27

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国家資格である技術士の一次試験に向け、環境土木工学科で11月23日、試験前最後の対策講座が開講されました。

技術者が足りない今、自らの力を高め資格取得をめざしてほしい

国家資格である技術士は、第一次試験と第二次試験に合格後、登録の手続きを行うと技術士となることができます。
環境土木工学科では毎年4月~11月の期間で、週に1回、この一次試験合格に向けて、資格対策講座を開講しています。この第一次試験対策講座について、講座を担当する小堀先生にお話を伺いました。

技術者が足りない今、自らの力を高め資格取得をめざしてほしい

技術者が足りない今、自らの力を高め資格取得をめざしてほしい

今日、土木業界では技術者が不足していると話す小堀先生。
こうした状況の中でも、企業が求めているのは 即戦力になる人材。
「基礎的な力をつけた学生であることはもちろん、現場でいかに即戦力として活躍できるかを重視して採用活動を行っている企業が多い」といいます。

小堀先生が担当している、国家資格である技術士一次試験の資格対策講座は、開講から4年、これまでに39人の第一次試験合格者を出しています。
技術士は土木工学の中でもトップレベルの国家資格で、取得すれば土木のトンネルや新幹線の設計などができ、自分の会社を持つこともできる資格。現場監督ではなく図面を引く設計士であり、卒業後の選択肢が広がる資格です。

対策講座を受講する学生は2年次、3年次が中心ですが、1年次からチャレンジする学生も居ます。
「社会人になってから取得しようとすると、仕事と並行しながら、数年かけて取得することになります。第一次試験を合格することで、学生の自信にも繋がります。即戦力として活躍するための切り札になるのが、この技術士の資格です。その分、しっかりと対策をしないと、なかなか合格はできません」と話す小堀先生。

過去5年分の問題を解き、試験の対策を行う学生たち

過去5年分の問題を解き、試験の対策を行う学生たち

技術士の資格取得に向けた第一関門を突破するため、学生たちは最後の追い込みを行い、試験に臨みました。結果発表は令和4年1月下旬ごろ。
第一次試験を乗り越えた学生は卒業後、技術士補として、技術士の指導の下で、4年(総合技術監理部門は7年)の実務経験を経たのち、第二次試験へ臨みます。