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学生と企業のコラボ住宅が誕生する、産学連携事業の最終発表を行いました

2022.03.29

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本学は福山市に拠点を置くハートフルホーム福山(株)と研究業務委託を結んでいます。
「コロナ禍での新しい住宅」をテーマに、環境学部建築デザイン学科平田ゼミ、上野ゼミの学生15人が研究課題に取り組んできました。最終発表となるこの日は、ハートフルホーム福山(株)の方々を前に渾身の力でプレゼンを行いました。

4つのチームに分かれ、コロナ禍で増えた在宅勤務に対応した間取りや、家庭内での感染拡大を防ぐ機能などを盛り込んだ家をプランニングしてきました。これまで中間発表を2回行い、プロのアドバイスを参考にプランの改良を重ねてきました。

グループ1のテーマは「快開」。家で過ごす時間が増えたコロナ禍も、それぞれが快適に過ごせる開かれた空間づくりを目指しました。グループ2のテーマは「THE3」。在宅勤務の増加に対応した「プラスワンの居場所がある家」のプランを紹介。

家族や地域、人々が交わる地点を「SCRAMBLE」と名付けたグループ3

家族や地域、人々が交わる地点を「SCRAMBLE」と名付けたグループ3

「SCRAMBLE」をテーマにしたグループ3は希薄になりつつある人の交流に注目し、コミュニティスペースにもなり多目的に活用できる土間を設けました。グループ4はコロナ禍で生じた問題を解決しつつ、30年後もコンフォータブルな生活ができる空間を提案しました。

プレゼン資料には平面図、断面図、パースなども盛り込む

プレゼン資料には平面図、断面図、パースなども盛り込む

実際に住む人の目線に立った鋭いアドバイスをいただく

実際に住む人の目線に立った鋭いアドバイスをいただく

学生たちは設計社員からの質問にも丁寧に答える

学生たちは設計社員からの質問にも丁寧に答える

各チームの仕上がりに「衝撃を受けた」と話す濱畑社長

各チームの仕上がりに「衝撃を受けた」と話す濱畑社長

発表後はハートフルホーム福山(株)の皆さんがグランプリを選定しました。見事グランプリに輝いたプランは、福山市山手町で同社が手掛ける住宅地にモデルハウスとして建設すると発表され、学生たちに緊張が走りました。

全員が見守る中グランプリを獲得したチームが発表される

全員が見守る中グランプリを獲得したチームが発表される

選ばれたグループ1。このままでも建設できるほどと高く評価された

選ばれたグループ1。このままでも建設できるほどと高く評価された

受賞したグループ1の小西さん(広島国際学院高等学校出身/広島県)、前野さん(愛媛県立北宇和高等学校出身/愛媛県)、熊井さん(大手前高松高等学校出身/香川県)、設楽さん(広島県瀬戸内高等学校出身/広島県)は、皆で力をあわせ、うまく役割分担をして課題に取り組んだことが受賞につながったと思うと振り返りました。

契約書を用意してくださり、調印式も行った

契約書を用意してくださり、調印式も行った

最後に学生に労いの言葉をかける上野助教と平田教授

最後に学生に労いの言葉をかける上野助教と平田教授

「実際に建設されて住む人がいる、という緊張感をもった設計は普段の授業内ではできない経験です。お客様の要望を考慮し、構造や設備、コストも考えて現実的に計画していく、その過程が学べたのはこれから社会人になっても役立つ経験です」と上野助教。

「ハートフルホーム福山(株)の住む人へのアプローチの仕方は、設計図面だけの提案ではなく、イメージしやすい視覚的なプレゼンツールだったり、予算との兼ね合いによるアイデアだったり、ビジネスの視点からも学ぶことが沢山ありました」と平田教授。

最後に全員で記念撮影。次のステップへの意気込みを見せる

最後に全員で記念撮影。次のステップへの意気込みを見せる

これから実施設計や仕様、色決めなど、プランをさらにブラッシュアップし、6月に着工12月末に完成を目指して進行していきます。本学でも完成を楽しみに学生たちをサポートしていきます。