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あったらいいな、を形にする「小学生プログラミング大会」広島県大会を開催

2022.11.28

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広島工業大学と中国新聞社が主催する「2022年度全国選抜小学生プログラミング大会 広島県大会」が本学のHITイノベーション・ラボで開催されました。同大会は2023年3月に東京で行われる「2022年度全国選抜小学生プログラミング大会 全国大会」の予選となり、最優秀賞の受賞者は広島県代表として全国大会出場の切符を手に入れます。

当日は書類審査を通過した県内の小学生12名が参加。募集テーマ「みんなのみらい」に沿った「誰かの役に立つ」「社会の問題解決につながる一歩」となる創意工夫を凝らした作品が寄せられました。

大会ではプログラミングスキルだけではなく、発想力・表現力を含めた総合的な人間力を評価する

大会ではプログラミングスキルだけではなく、発想力・表現力を含めた総合的な人間力を評価する

この大会は高度なプログラミング技術を持つ「天才発掘」ではなく、プログラミングによって社会を生き抜く思考力・行動力・プロデュース力を含めた総合的な「人間力」を育てることを目的としています。多くのプログラミング大会は大都市圏に集中している現状の改善を目指し、全国の新聞社が地域の大学などと協力し各地で大会を開催しています。広島県では、本学と中国新聞社が協力して大会を開催しました。

これに先駆け、夏休みには本学で「プログラミング道場」も開催。プログラミングを身近に感じ楽しんでもらうことを目的としたイベントでしたが、これを機に本大会に興味を持って大会に出場した小学生もいました。

「プログラミング道場」でプログラミングしたセンサからヒントを得てゴミ分別マシーンを考案

「プログラミング道場」でプログラミングしたセンサからヒントを得てゴミ分別マシーンを考案

プレゼン資料も自分たちで用意。夏休みや週末を利用して作業を進めた

プレゼン資料も自分たちで用意。夏休みや週末を利用して作業を進めた

小学生たちは「海が汚れているのが気になった」「地元の人口増加に貢献したい」「酒造りを守るため森林を育てる」などSDGsにも関わる地域の課題や「カブトムシの快適な飼育環境を整えたい」「幼い妹が遊び感覚でタイピングを覚えられるように」など身近な困りごとの解決に着目。楽しく遊びながら課題について考えるゲームを開発したり、センサをプログラミングし状況改善に役立てたりなど工夫を凝らしたアイデアを披露しました。

安芸高田市の名物を題材にしたゲームで、地元の魅力をアピールする

安芸高田市の名物を題材にしたゲームで、地元の魅力をアピールする

スクラッチを使ったプログラミングでゲームを開発する子も多かった

スクラッチを使ったプログラミングでゲームを開発する子も多かった

審査結果を待つ間の休憩室では、お互いが作ったゲームを交換し遊びながらアドバイスをし合ったり、工夫したポイントを語り合ったりする姿が見られました。

全ての発表が終わり、緊張から解放された子どもたち

全ての発表が終わり、緊張から解放された子どもたち

最優秀賞に選ばれたのは、条件を入力すると本を選んでくれるアプリ「よんでみん?」を開発した東広島市立三ツ城小学校の堀田奈音さん。Python(パイソン)でプログラミングされた完成度の高いアプリに、審査員をはじめ会場全体が驚きに包まれました。

受賞の喜びを語る堀田さん。昨年に続き2年連続広島大会を制覇する

受賞の喜びを語る堀田さん。昨年に続き2年連続広島大会を制覇する

最後に本大会のアドバイザーである情報学部情報コミュニケーション学科松本教授が「プレゼンテーション能力も高く魅力的な作品がそろいました。これで終わりではなく作り続けてください。そして誰かに使ってもらい意見をもらい作品に反映する、それを繰り返して社会を良くする作品に育ててほしい」と締めくくりました。

参加者一人一人の作品についてアドバイザーが講評した

参加者一人一人の作品についてアドバイザーが講評した

地域の教育に貢献できる意義のある場になりました。これからも本学だけでなく企業とも協力し、ITの力で広島を活性化するー役を担っていきたいと思います。
ご参加いただいた小学生のみなさん、保護者の方々、開催にあたりご協力いただいた協賛社など全ての関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。