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マツダで働く先輩の話を聞こう~知能機械工学科OB交流会

2023.04.10

このニュースは、クローズされました

知能機械工学科の発展トラック学生を中心としたOB交流会が行われました。発展トラックとは学ぶ意欲の高い学生向けの本学独自のプログラムで、成績だけでなく学生生活での活動なども評価の対象になり、発展トラック学生に認定されると、さまざまな特典が与えられます。
本年度2回目となる知能機械工学科のOB交流会は初の試みとして、発展トラック学生が企画・運営に携わりました。広島を代表する企業であるマツダ株式会社に勤めるOBをお招きし、現在の仕事内容や学生時代の思い出などを話していただきました。

初めに人事担当者がマツダの歴史や仕事内容、求める人物像などを紹介

初めに人事担当者がマツダの歴史や仕事内容、求める人物像などを紹介

この日お招きしたのは、本学 知能機械工学科卒業生の安永さんと青野さん、情報工学科卒業生の元廣さんと人事部から小栗栖さん、夏目さんの5名。

初めに2015年度卒業生の青野さんにお話しいただきました。学生時代は学生フォーミュラで活躍し、教授に誘われてアブダビで開催された大会に参加するなどアクティブに過ごしたそうです。現在はマツダの操安性能開発部に所属し、新しい技術を机上だけでなく実車を用いて検証しています。仕事で国内外の自動車試験場を訪れたことや、100周年を記念した社史の制作に関わったこと、コロナ禍で進んだ在宅勤務やフレックス制度を活用して、公私ともに充実した日々を送っていることなどを話していただきました。

「広島工大には学生を応援してくれる風土がある。学生時代にチャレンジをして」と青野さん

「広島工大には学生を応援してくれる風土がある。学生時代にチャレンジをして」と青野さん

次にパワートレイン開発本部所属の安永さんが登壇。入社してからMAZDA CX-5などのAT車の変速制御開発・育成を担当し、現在は将来商品の構想や技術を開発しています。「仕事のやりがいは開発中の車に触れられること。発売後は自分が担当していたと言えることです」と安永さん。難しいのは常に改善を求められたり、不具合の条件を全て出し切らないといけないプレッシャーがあったりすることや、変化する世界に合わせて常に勉強が必要なことだと話します。

「コロナ禍で制約が多い中、学生生活を送った経験が社会で強みになる」と学生を励ます安永さん

「コロナ禍で制約が多い中、学生生活を送った経験が社会で強みになる」と学生を励ます安永さん

情報工学科出身の元廣さんは、現在MDI&IT本部で勤務しています。学生時代はソフトボール部で活躍し、情報学部の学生のために活動する学部独自の同窓会「零壱会」の立ち上げも関わりました。IT関連の企業から転職してマツダに入社した元廣さん。その経験を生かしてマツダでもカスタマーサービス本部支援など、システムを開発して業務をバックアップしています。

元廣さんは「好きなこと、やりたいこと、やってみたいことをしっかり考えて」とアドバイスする

元廣さんは「好きなこと、やりたいこと、やってみたいことをしっかり考えて」とアドバイスする

最後に質疑応答の時間が設けられ、「入社して意外だったことは?」「会社の社風について」などの質問が寄せられました。

今回の企画を担当した矢野さん(島根県立松江工業高等学校出身/島根県)と堀江さん(崇徳中学校・高等学校出身/広島県)。「就職活動を控えたこの時期に、学生が知りたいことは何だろうかと考えて打合せをしました」と堀江さん。矢野さんは「僕たちが想像していた以上に詳しくお話しいただけたので、学生にとっても参考になる充実した内容になったと思います」と話していました。

メールやオンラインを使い、各方面とやり取りを重ね準備を進めた

メールやオンラインを使い、各方面とやり取りを重ね準備を進めた

就職を控える学生にとって、有意義な時間になりました。
マツダの皆様、お忙しいところご協力をいただき、ありがとうございました。

※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。