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就職活動に勢いをつける、中四国で最大級の学内合同の会社説明会を開催― 全国から338社の人事担当者が集まりました。

2017.04.21

このニュースは、クローズされました

企業との良き縁を目指して
2018年3月卒業予定の学生を対象とした企業の採用広報活動解禁日は3月1日。広島工業大学では、学生の将来の進路をかなえるための就職活動のサポートとして、毎年、説明会解禁日直後に学内合同の会社説明会を開催しています。今年は、3月8日から3日間、広島工業大学の学生を採用したいと考えている338社の企業の方々を大学にお迎えし開催しました。

真新しいリクルートスーツに身を包んだ学生が、会場である鶴記念体育館に向かいます。

真新しいリクルートスーツに身を包んだ学生が、会場である鶴記念体育館に向かいます。

事前に参加企業の情報を調べておいた学生は、希望する企業ブースにすみやかに移動していきました。

事前に参加企業の情報を調べておいた学生は、希望する企業ブースにすみやかに移動していきました。

自らの将来と会社の求める人材をマッチングさせる
体育館内に設置された企業ブースには、各企業が求めている学科名が掲げられており、自分の学科名を記した名札を付けた学生は、これまでの企業研究で興味を持った企業を中心に会場を回ります。会社の事業内容、求める人材像、必要な知識や技術といった説明を聞き、学生は自分の描く将来像に照らし合わせながら質問をし、自分の適性にあった会社かどうかを見極めていきます。

企業ごとにパーテーションで区切られた会場。30分間隔で計5回の説明会が開催されました。

企業ごとにパーテーションで区切られた会場。30分間隔で計5回の説明会が開催されました。

就職委員の小池先生。「企業の採用担当者が、わざわざ広島工業大学に出向いてくださる貴重な3日間です。学生には大学での学びや学生生活で得たことを、自分の言葉でアピールしてほしいと思います」

就職委員の小池先生。「企業の採用担当者が、わざわざ広島工業大学に出向いてくださる貴重な3日間です。学生には大学での学びや学生生活で得たことを、自分の言葉でアピールしてほしいと思います」

それぞれの未来を夢見て
今回の説明会に参加していた学生に話を聞きました。

藤村和慶さん(電子情報工学科)は「現時点では、製造業や医療機器メーカーを中心に説明を聞いています。人の命を預かる医療分野は、社会貢献できるやりがいのある仕事だと感じています」

西林知さん(電子情報工学科)は「長年、野球をやってきたことから、スポーツ用品メーカーを第一志望にしています。現在志望している企業が医療福祉分野へと事業を広げていると聞き、さらに興味が湧いてきました。説明会で事業内容をしっかり聞くことができて、よかったです」

前原俊介さん(電子情報工学科)「学外での説明会でお会いした設備工事関連企業の人事担当者の方が今日来られていたので、あいさつをすることができました。一番前の席で話を聞き、顔と名前を覚えていただけたのではないかと思います。これからも積極的に行動していきたいです」

森田夏帆さん(環境デザイン学科※)「業界研究ミーティングという就職支援プログラムで気になった不動産会社が今日も来られると聞き、下調べをして説明会に臨みました。社員の方が、情熱を持って働いている様子が伝わり、自分の求めているイメージや雰囲気に合っていると感じたので、より詳しく調べてみたいと思います」

田村香央里さん(環境デザイン学科※)「住宅メーカーに絞り込んで活動しています。女性が活躍されている会社のことを知り、もっと詳しく知りたいと思うようになりました。企業研究をさらに進めたいです」

※2016年4月、「環境デザイン学科」は「建築デザイン学科」に改編しました。

藤村さん(左)「本物の医療機器を使って説明していただいたので、いっそう興味が沸いてきました」西林さん(中)「今後は、SPI対策もしっかり進めていきたいです」前原さん(右)「ビル管理に関するアルバイトを経験したことから、設備関連の会社に興味を持ちました」

藤村さん(左)「本物の医療機器を使って説明していただいたので、いっそう興味が沸いてきました」
西林さん(中)「今後は、SPI対策もしっかり進めていきたいです」
前原さん(右)「ビル管理に関するアルバイトを経験したことから、設備関連の会社に興味を持ちました」

森田さん(左)「広工大の学生に向けた説明会なので、質問もしやすかったです」

森田さん(左)「広工大の学生に向けた説明会なので、質問もしやすかったです」
田村さん(右)「他のセミナーでは、建築関係の会社が少なかったのですが、今日は多かったので比較検討することができました」

オレンジ色のジャンパーを着て、運営のサポートを担当した4年生(2017年3月卒業)に話を聞きました。

川本樹哉さん(建築工学科・4年 取材当時)「昨年、自分が説明会に参加した時、必ず一番前の席に座って説明を聞きました。後輩には混み具合によって、回る順番を変更するなど、効率的に回るようアドバイスをしています」

川本樹哉さん(建築工学科・4年 取材当時)「昨年、自分が説明会に参加した時、必ず一番前の席に座って説明を聞きました。後輩には混み具合によって、回る順番を変更するなど、効率的に回るようアドバイスをしています」

人事担当者の学生への思い
ご参加いただきました企業の方々に、説明会の感想や、広工大の学生に期待することを伺いました。

ホシザキ中国株式会社 総務課主任 池本様(左)、佐々木様(右)「機械系の学生が多かったので、当社の事業内容の説明がしやすく、じっくり聞いてもらえました。当社は、機械いじりの好きな人を歓迎します。研修制度が充実しているので、学びながら成長できる会社です」

ホシザキ中国株式会社 総務課主任 池本様(左)、佐々木様(右)「機械系の学生が多かったので、当社の事業内容の説明がしやすく、じっくり聞いてもらえました。当社は、機械いじりの好きな人を歓迎します。研修制度が充実しているので、学びながら成長できる会社です」

パナソニックESエンジニアリング株式会社 人事部人事課 岩本様「学生の皆さんは、目指している業種や職種がしっかりしていると感じました。当社は建物設備をトータルで提案する企業ですが、特に施工管理を希望する人を求めています。採用では、コミュニケーション能力を重視しています」

パナソニックESエンジニアリング株式会社 人事部人事課 岩本様「学生の皆さんは、目指している業種や職種がしっかりしていると感じました。当社は建物設備をトータルで提案する企業ですが、特に施工管理を希望する人を求めています。採用では、コミュニケーション能力を重視しています」

ヤマキ株式会社 人事部課長 金子様(右)「微生物やバイオの研究をした学生さんに加えて、生産工場では、機械について学ばれている人を求めています」

ヤマキ株式会社 人事部課長 金子様(右)「微生物やバイオの研究をした学生さんに加えて、生産工場では、機械について学ばれている人を求めています」
高橋様(2014年・機械システム工学科卒・左)「就活当時、この会場で生産工程の管理業務について話を聞いたことがきっかけで、今の会社を志望しました。この説明会が転機となりました」

株式会社トータテホールディングス 人事総務部 係長 佐久間様「私たちの取り組みの一つである、空き家対策の社会貢献事業や街づくりに関する話をしました。学生さんに興味を持っていただき、質問も多かったですね。広工大は、しっかりした将来像を描いている学生が多いと感じました」

株式会社トータテホールディングス 人事総務部 係長 佐久間様「私たちの取り組みの一つである、空き家対策の社会貢献事業や街づくりに関する話をしました。学生さんに興味を持っていただき、質問も多かったですね。広工大は、しっかりした将来像を描いている学生が多いと感じました」

学科独自の業界研究会も同日開催 「広島で働く」を考える
学内合同会社説明会の開催に合わせて、環境デザイン学科(現:建築デザイン学科)では、地元広島の企業で活躍されている社会人をお招きし、広島で働くことの魅力と、業界の魅力を伝える「業界研究会」を開催しました。今回参加いただいたのは、広島県木材組合連合会、広島ビルメンテナンス協会、建築設備技術者協会中国・四国支部の皆さまです。
各業界の仕事の内容や、広島で働くことについて、詳しく説明いただきました。

学科独自の業界研究会だからこそ、学科の学びに特化した話を聞くことができます。学生も、自分の将来をイメージしながら、真剣に話を聞いていました。

学科独自の業界研究会だからこそ、学科の学びに特化した話を聞くことができます。学生も、自分の将来をイメージしながら、真剣に話を聞いていました。

業界のことについて詳しく知ることで、仕事内容や求める人材について、より具体的に把握することができます。

業界のことについて詳しく知ることで、仕事内容や求める人材について、より具体的に把握することができます。

説明会を次なるステップのきっかけに
学生は、各企業から聞いた貴重な話を吸収し、未来に向けて新たな一歩を歩み出した一日となりました。参加いただきました企業の皆さま、本当にありがとうございました。広島工業大学では、これからも教職員一丸となって学生の就職を全力でサポートしていきます。

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