広島工業大学

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タスキに込めた思いをつなぎ、キャンパス周辺を力走! 第49回三宅駅伝大会

2018.01.12

このニュースは、クローズされました

冬の到来を告げる恒例のイベント、第49回三宅駅伝大会を12月10日に開催しました。コースは6区間、約21km。部活動の部と一般の部に52チーム、合計310名が出場し、健脚を競いました。

ランナーを後押し キャンパスに響く太鼓の音
開会式に先立ち、和太鼓サークルの鼓遊会が力強い演奏を披露。迫力ある音で、ランナーたちにエールを送りました。開会式では鶴衛学長が「テレビドラマ"陸王"に負けない、素晴らしいドラマが生まれることを期待します」とランナーたちの走りに期待を寄せました。

三宅駅伝大会では初の披露となる鼓遊会の演奏。そろいの衣装と勇ましい掛け声で盛り上げます

三宅駅伝大会では初の披露となる鼓遊会の演奏。そろいの衣装と勇ましい掛け声で盛り上げます

部活動の部で昨年優勝した陸上競技部の「チームマニーズ」が、優勝カップを返還

部活動の部で昨年優勝した陸上競技部の「チームマニーズ」が、優勝カップを返還

意気盛んに、高低差のある難コースへ
新1号館前を中継所に、キャンパス周辺のコース(約3.5km)を1人1周し、6人でタスキをつなぐ三宅駅伝大会。体育会の各クラブと、昨年から出走している広島工業大学高等学校の陸上部を対象とした"部活動の部"、サークルやゼミ、教職員グループなどの団体を対象とした"一般の部"を合わせて、昨年より多い52チームがエントリーしました。
10時30分。鶴学長が鳴らした号砲とともに、本部テント前から第一走者が一斉にスタートし、キャンパス内の茶室「雙鶴堂」前の坂道を軽やかに駆け下りて行きました。正門を出ると、ランナーはキャンパス周辺の一般道へ。標高差89メートルを一気に登る、最初の難所が待っています。

チームメイトが見守る中、52名のランナーたちが勢い良く走り出します

チームメイトが見守る中、52名のランナーたちが勢い良く走り出します

日頃練習を積んでいる、若いパワーあふれるランナーだけでなく、運動不足気味?の教職員ランナーの姿も

日頃練習を積んでいる、若いパワーあふれるランナーだけでなく、運動不足気味?の教職員ランナーの姿も

スタートからおよそ1.6kmで、区間の最高地点に到達。歯を食いしばって走るランナーたち

スタートからおよそ1.6kmで、区間の最高地点に到達。歯を食いしばって走るランナーたち

キャンパス外の選手の力走の様子は、情報システムメディアセンター(ISMC)が新1号館前のモニターに映像を送信

キャンパス外の選手の力走の様子は、情報システムメディアセンター(ISMC)が新1号館前のモニターに映像を送信

中継所の手前、最後の坂にドラマがある
コースを1周し、キャンパスに戻ってきたランナーたち。中継所となる本部テント前までに最後の関門が待っています。ここまで約3kmのアップダウンに耐えてきた選手たちにとっては、壁のように感じる急斜面。中継所で待つ仲間のために、足を止めまいと必死の表情で走ります。

多くのランナーが苦しんだ、最後の上り坂。温存していた体力でラストスパートをかける者も

多くのランナーが苦しんだ、最後の上り坂。温存していた体力でラストスパートをかける者も

声援が飛ぶ中継所。1本のタスキをアンカーまでつなぐ一体感が駅伝の醍醐味。次の走者を笑顔で送り出します

声援が飛ぶ中継所。1本のタスキをアンカーまでつなぐ一体感が駅伝の醍醐味。次の走者を笑顔で送り出します

三宅駅伝大会のもうひとつの魅力 炊き出しに長蛇の列
走り終えたランナーたちや観衆をもてなしてくれるのは、炊き出しブースのスタッフたち。女子学生キャリアデザイン(JCD)センターは、初披露となるサバの炊き込みご飯を、学務部は豚汁を振る舞いました。両ブースとも長蛇の列。炊き込みご飯は一時品切れとなるほどの人気でした。

JCDのブースでは、企業の方と魚料理を共同開発中の学生や、留学生など14名がおもてなし

JCDのブースでは、企業の方と魚料理を共同開発中の学生や、留学生など14名がおもてなし

だしからこだわったサバの炊き込みご飯は、JCDオリジナルレシピ

だしからこだわったサバの炊き込みご飯は、JCDオリジナルレシピ

「サバの旨味が感じられておいしい」「ショウガが効いていて、体が温まる」と好評

「サバの旨味が感じられておいしい」「ショウガが効いていて、体が温まる」と好評

学務部が振る舞った具だくさんの豚汁

学務部が振る舞った具だくさんの豚汁

演奏を終えた鼓遊会メンバーも「いただきまーす」

演奏を終えた鼓遊会メンバーも「いただきまーす」

「上り坂がきつくて大変でした」と振り返る漕艇部の栗栖寛和さん(地球環境学科1年)

「上り坂がきつくて大変でした」と振り返る漕艇部の栗栖寛和さん(地球環境学科1年)

工大高Aが雪辱 接戦を制す
レースは終盤まで接戦となりましたが、途中から先頭に立った工大高Aが逃げ切り初優勝。主将の友澤聡志君は「昨年は初参加で総合2位。悔しい思いを晴らすことができました」と笑顔で語りました。
部活動の部は1位「工大高A」、2位陸上「チームツバサ(陸上競技部)」、3位「工大高B」。一般の部は1位「ISMC1」、2位「教職員選抜」、3位「工大祭実行委員会」でした。

優勝した工大高Aチームの6名。勝利の笑顔でパチリ!

優勝した工大高Aチームの6名。勝利の笑顔でパチリ!

女性ランナーも奮闘。「初めての駅伝。長かったけど気持ち良かったです」と剣道部の藤井瑠海さん(建築デザイン学科1年、写真左)

女性ランナーも奮闘。「初めての駅伝。長かったけど気持ち良かったです」と剣道部の藤井瑠海さん(建築デザイン学科1年、写真左)

映像送信でも活躍したISMCは一般の部優勝。「来年もセーラー服姿で走ります」と竹中凱基さん(情報工学科3年)

映像送信でも活躍したISMCは一般の部優勝。「来年もセーラー服姿で走ります」と竹中凱基さん(情報工学科3年)

教職員選抜は一般の部で2位と大健闘!

教職員選抜は一般の部で2位と大健闘!

安全第一に大会運営 体育会本部
駅伝を主催するのは、本学の体育会本部。運営スタッフとして早朝から会場整理や安全管理、ランナーの誘導などに奔走しました。

正門前の誘導スタッフは朝7時から駅伝終了まで、大会の安全運営をサポートしました

正門前の誘導スタッフは朝7時から駅伝終了まで、大会の安全運営をサポートしました

中継所にゼッケン番号を伝えるスタッフ。スムーズなタスキリレーの立役者です

中継所にゼッケン番号を伝えるスタッフ。スムーズなタスキリレーの立役者です

走り終えたランナーにスポーツドリンクを手渡し出口へ誘導。声掛けも欠かしません

走り終えたランナーにスポーツドリンクを手渡し出口へ誘導。声掛けも欠かしません

タイム計測や集計などで大忙しの大会本部

タイム計測や集計などで大忙しの大会本部

各部の協力で大成功。駅伝も運営もチーム力が鍵

体育会本部 田中雄大本部長(機械システム工学科3年)
「昨年より多い52チームが参加した今年の三宅駅伝大会。今年新たに取り入れた鼓遊会の演奏で、ランナーのモチベーションが高まったのではないかと思います。大会運営はもちろん、道路使用許可申請や映像配信の打ち合わせなど、事前準備もすべて体育会本部で行いました。大会運営も駅伝と同じで、一人が頑張っても成し遂げることはできません。4か月前から準備してきた仲間や、今日も補助員として協力してくれた各クラブの協力があったからこその成功だと思います。来年はランナーとして参加して、駅伝を楽しみたいですね」

本学の学生や教職員のみならず、一般の方にもご参加いただける三宅駅伝大会。運営する側も参加する側も、心を一つにつなげられる有意義な時間でした。来年は節目の50回。より多くのエントリーをお待ちしています。

体育会本部

情報システムメディアセンター(ISMC)

女子学生キャリアデザインセンター(JCD)