広島工業大学

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厳かにしめやかに―2018年の始まりを祝う「鏡開き」を開催しました。

2018.01.31

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一年の無病息災を祈り、神様へのお供えを皆でいただく神事「鏡開き」を、1月6日に本学新1号館ピロティで行いました。晴天の下、学長、副学長をはじめ、学生や教職員など約70人が参列。厳かに神事を執り行った後は、恒例の餅まきで新年を祝いました。

緊張感を保ち、粛々と進む神事
静けさに包まれた会場で、神様をお迎えするための儀式、修祓(しゅばつ)から神事は始まります。斎主は大頭神社(廿日市市)の松原弘毅宮司。参列者が低頭する中、祓詞(はらえことば)を奏上し、御幣を振り、場を清めました。

本学の鏡開きで初めて斎主を務めていただいた松原宮司

本学の鏡開きで初めて斎主を務めていただいた松原宮司

やや緊張した面持ちでお祓いを受ける学生たち

やや緊張した面持ちでお祓いを受ける学生たち

神様をお迎えする降神の儀、お供えをそろえて差し出す献饌(けんせん)と進行し、本学と、本学学生や教職員の無病息災と繁栄を願う祝詞(のりと)を奏上。続いて、巫女(みこ)の舞と、鼓遊会による和太鼓演奏が奉納されました。

学内で目にすることのない巫女舞に、参列者も注目

学内で目にすることのない巫女舞に、参列者も注目

新年の幕開けにふさわしい力強い演奏を披露した鼓遊会

新年の幕開けにふさわしい力強い演奏を披露した鼓遊会

玉串奉奠(たまぐしほうてん)では、斎主に続いて学長、副学長、学務部長、自治会執行部会長、体育会本部本部長、文化局局長代理が次々と参拝。最後の奉奠者、工大祭実行委員長代理の岡本 至さんとともに参列者もその場で参拝。お供えを下げる撤饌(てっせん)、神様をお見送りする昇神の儀と続き、神事は滞りなく終了しました。

本学教職員や学生が、玉串を順次奉奠

本学教職員や学生が、玉串を順次奉奠

最後は全学生で二拝二拍手一拝

最後は全学生で二拝二拍手一拝

「道徳心の涵(かん)養を。そしてさらなる発展を」
神事の後、鶴衛学長があいさつ。昨年多発した企業や団体の不祥事に触れ、道徳心の欠如によるものと回顧。「鏡開きには、神様へのお供えである餅を食べることで、神様からパワーをいただくという意味があります。神様とのつながりを感じ、自らの行動を見直す機会にしてもらいたい。広島工業大学のさらなる発展をめざして、共にがんばりましょう」と呼びかけました。

「神様からのパワーと皆さんの力で本学を元気にしていきましょう」と学生に語る鶴学長

「神様からのパワーと皆さんの力で本学を元気にしていきましょう」と学生に語る鶴学長

恒例の餅まきで広がる笑顔の輪
式典を終えると、恒例の餅まきが行われました。ピロティ屋上から縁起物のお餅やお菓子が振る舞われます。澄み切った青空を舞う縁起物に手を伸ばす参列者たち。誰もが童心に返ったような笑顔で、天から降る「福」を集めていました。

青空の下での餅まきに、参列者の気分は高揚

青空の下での餅まきに、参列者の気分は高揚

ピロティ屋上でお餅やお菓子をまく教職員や自治会執行部役員も笑顔

ピロティ屋上でお餅やお菓子をまく教職員や自治会執行部役員も笑顔

斎主の松原宮司は合気道部監督

今年の鏡開き斎主を務めた松原宮司は、本学合気道部の監督。神職として本学キャンパスを訪れるのは今回が初めてとのことです。「神道系の大学以外で、これほど立派な神事を行う大学は滅多にない。素晴らしいことです」と語り、餅まきで歓声を上げる学生たちに目を細めていました。

後輩の手本となるような事業運営を
  自治会執行部会長 神崎甫さん(地球環境学科3年)

「今年の鏡開きは例年とは違う斎主さんにお願いさせていただくことになったので、準備段階からしっかり打ち合わせを重ねてきました。代替わりした自治会執行部として初めての行事が滞りなく終了して一安心です。毎年、大学に関係するすべての人の健康と安全を祈願しています。自治会執行部としては、今年は貸出車両の安全運転を特に呼び掛けていきたいです。また執行部内では、後輩たちにしっかりと引き継ぎできるよう、ていねいな事業運営を心掛けていきます。」

日本古来の神事を通して、学生たちの心には新しい年の決意も生まれたことと思います。教職員ともども、さらなる飛躍を誓った新年のスタートでした。2018年が、皆様にとっても良き一年となることをお祈りいたします。

学生自治会執行部

鼓遊会