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新しい挑戦を続けた1年を振り返る令和3年度JCDセンター活動報告会を開催

2022.03.08

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女子学生のキャリア形成支援や就職活動支援を行う広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)。10を超えるプロジェクトを通じて、女子学生たちは社会実践力を身に付けています。
1年間の集大成として各プロジェクトの報告会をオンラインで開催。活動を通して得られた成果、学んだこと、次年度への展望などを報告しました。

学生たちはオンラインでも伝わるように、丁寧に資料を準備

学生たちはオンラインでも伝わるように、丁寧に資料を準備

桑野JCDセンター長の挨拶から報告会はスタートしました。「今年度も昨年度に引き続き活動に制限がある中で、場所や方法を工夫しweb や動画を活用するなど新たな展開がみられました。現状把握、企画提案、実施、振り返りと皆さんが主体的に行動し、一つの成果を残したと思う」とコロナ禍での学生の頑張りを称えました。

活動の場があることの大切さを学生に伝える桑野JCDセンター長

活動の場があることの大切さを学生に伝える桑野JCDセンター長

続いて、各プロジェクトのリーダーから活動報告を行いました。まず、「キャロミプロジェクト」「Web デザインスクール」「JCD キャロットラジオ」「うましまプロジェクト」「プログラミング教室」「こだわりルームプロジェクト」が発表。
また、今年度のJCDセンター学生幹事長を務めた和左田さん(聖カタリナ学園高等学校出身/愛媛県)は幹事団の活動報告と総括を、次年度の幹事長に就任する小田さん(広島県立広島観音高等学校出身/広島県)はこれからの抱負を語りました。

JCDセンターマスコットのキャロミちゃんは、『レモンチダンス』で動画に挑戦(キャロミプロジェクト)

JCDセンターマスコットのキャロミちゃんは、『レモンチダンス』で動画に挑戦(キャロミプロジェクト)

今年度は『馬島』への訪問が叶い、島の人々と交流できた(うましまプロジェクト)

今年度は『馬島』への訪問が叶い、島の人々と交流できた(うましまプロジェクト)

休憩を挟んで「カルビー生活者調査プロジェクト」「JCD マルシェプロジェクト」「JCD PRESS」「出張理科実験教室」「瀬戸内海共生プロジェクト」「県産ヒノキ端材活用プロジェクト」が発表。

「理科実験の動画を作成し、オンライン化に対応(出張理科実験教室)

理科実験の動画を作成し、オンライン化に対応(出張理科実験教室)

会議ブースのデザインや活用法を提案するプロジェクトが今年度から始動(県産ヒノキ端材活用プロジェクト)

会議ブースのデザインや活用法を提案するプロジェクトが今年度から始動(県産ヒノキ端材活用プロジェクト)

長坂学長からは次の総評をいただきました。「コロナ禍で制限のある中、活動を止めない工夫を感じました。本学では社会実践力、すなわち社会にある問題を解決していく実践力の育成に力を入れています。JCDセンターの活動はまさに地域から学ぶ社会実践力が養われる活動です。卒業後に社会で必要とされる力を身に付けてください」

「次年度は明確な目標を持ち失敗を恐れず挑戦してほしい」と語る長坂学長

「次年度は明確な目標を持ち失敗を恐れず挑戦してほしい」と語る長坂学長

報告会の終了後に桑野JCDセンター長から、今年度幹事長の和左田さんには1年の頑張りへの感謝と次年度幹事長の小田さんへは期待の言葉が送られました。

終了後には安堵の笑みがこぼれるセンター長(左)と小田さん(右上)和左田さん(右下)

終了後には安堵の笑みがこぼれるセンター長(左)と小田さん(右上)和左田さん(右下)

本来の活動を体験していない学年が主となった今年度。これまでの知恵の継承や新しいスタイルの模索も求められました。イレギュラーが多い活動をサポートした今年度幹事長の和左田さんは、「JCDセンターでの3年間は学びが多く、この経験は宝物になりました」と話してくれました。次年度幹事長の小田さんは「プロジェクトの垣根を越えて横のつながりを強化した活動をしたい」と抱負を教えてくれました。

JCDセンターでは女子学生の入学から進路につながる支援をはじめ、卒業後の活躍を視野に入れた女性技術者教育や人材育成に取り組んでいます。また、今年度は、15年目を迎えたこの活動の功績をたたえられ、歴代JCDセンター長が一般社団法人技術同友会主催の「第7回女性技術者育成功労賞」を受賞しました。

女子学生が主体的自律的に行動し、女性技術者として社会とつながり、女性ならではの視点で新しい時代に対応できる人材となることを期待しています。

※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。