©Hiroshima Institute of Technology. All Rights Reserved.

工業高校の生徒へ、さまざまな将来の選択肢を提示~高大連携事業

2022.04.09

このニュースは、クローズされました

工業高校の生徒に向けた高大連携事業が、本学Nexus21・10階スカイテリアで開催されました。これは進学や就職といった高校生のこれからの進路について考える機会を設けることで、高校生に進路選択のきっかけを提示しようというものです。

広島県立福山工業高等学校、広島県立宮島工業高等学校の34名が参加

広島県立福山工業高等学校、広島県立宮島工業高等学校の34名が参加

最初は緊張気味の高校生も、会の後半では打ち解けた表情に

最初は緊張気味の高校生も、会の後半では打ち解けた表情に

高校生6~7名がグループを作り、本学の学生がファシリテーターとなって、最初に学内を案内しました。

学食外の憩いの場に案内。「大学の学食はメニューが豊富。しかもおいしいよ」

学食外の憩いの場に案内。「大学の学食はメニューが豊富。しかもおいしいよ」

学びを進める設備が揃っていることを紹介

学びを進める設備が揃っていることを紹介

会場に学生たちが戻ってくると、ワークショップがスタート。
開会にあたり、本学の地域連携推進センター 升井センター長が
「納得いく選択をするためにも、どんな仕事や学びの道があるか知ってください」
と挨拶しました。

「将来の道は人によって違う。知った上で選択してほしい」と升井センター長

「将来の道は人によって違う。知った上で選択してほしい」と升井センター長

名前と好きなものを書いたプレートを作成し、自己紹介

名前と好きなものを書いたプレートを作成し、自己紹介

最初に、自分の知っている職業をできるだけ付箋に書き出します。
教師、医者、エンジニア、ユーチューバー、パティシエ、公務員、漁師...とさまざまな職業が挙がりました。

1人で10職種以上、思いついた人もいました

1人で10職種以上、思いついた人もいました

書いた職業をグループ内で見比べ、似ているものを貼り合わせます

書いた職業をグループ内で見比べ、似ているものを貼り合わせます

次に「人ができないこと」「人が嫌がること」「給料が高い」「給料が安い」の4つの軸で区分したマトリックスに、あてはまる理由を考えながら職業を貼っていきます。

「それは給料、高いんじゃない?」とグループで話し合い、貼る位置を決めます

「それは給料、高いんじゃない?」とグループで話し合い、貼る位置を決めます

できあがったマトリックスを見て、気づきを書き出します

できあがったマトリックスを見て、気づきを書き出します

そして、まとめを発表。
「同じ職種でも、給与には差がある」「資格が必要な仕事は収入も高い」など、いろんな気づきを得たようです。

「他人ができないことを仕事にしたい」と高校生は意欲を語りました

「他人ができないことを仕事にしたい」と高校生は意欲を語りました

大学生が自作プレゼン資料を基に、大学生活について紹介

大学生が自作プレゼン資料を基に、大学生活について紹介

会の後半は、大学生と高校生がフリーディスカッション。
勉強についていけるか、友人はできそうか、ITを学べる環境はあるか、部活は...といった高校生の質問に、大学生は「物理は、基礎が身についていれば大丈夫」など、丁寧に答えていました。

大学生と話し、目を輝かせる高校生。彼らはこれから、人の幸せや笑顔を生み出すための知識や技術を身につけていくでしょう。
ご参加いただいた高校生のみなさん、及び関係者の方々、ありがとうございました。