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イームル工業でリカレント教育プログラムに基づいた講義を行っています

2022.07.25

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本学では、大学が担える地域貢献として、社会人の学び直しを応援する「リカレント教育」のための講義を行っています。
リカレント教育とは学校教育を卒業し社会人になっても、仕事で求められる能力を磨き続けていくために、教育機関や社会人向けの講座を活用して学び直すことを指します。本学でも大学の教育研究上の成果を生かし、地元で働く技術者の能力向上に役立てていただくことで、地域とつながり地域に貢献したいとリカレント教育のための講義を実施しています。

今年度は東広島市八本松にあるイームル工業からのご要望に応え、電気電子系分野から「電子回路」、機械系分野から「材料力学」についての講義を実施。電子回路の講義は電子情報工学科の升井准教授が、材料力学は機械システム工学科の日野教授が担当しています。

講義全14回。対面とオンラインで実施する

講義全14回。対面とオンラインで実施する

水力用発電機器とその周辺機器の設計や製作、販売から修理まで行うイームル工業は、国内外で注目を集める「小水力発電」分野で75年の実績を持つ企業です。再生可能エネルギー活用が課題となるなか、「小水力発電」分野で豊富な実績を誇り高い技術を持つ同社。
「モノづくり」の基盤となる人材の育成のために、社員の基礎技術力向上のためにリカレント教育を活用されています。

材料力学を担当する日野教授。「より性能を高めるためにも材料についての知識は必要。ものづくりに知識を生かしてもらいたい」と話す

材料力学を担当する日野教授。「より性能を高めるためにも材料についての知識は必要。ものづくりに知識を生かしてもらいたい」と話す

材料力学の2回目となったこの日の講義テーマは、「材料についての基礎知識」。講座にはさまざまな部署から約20名が参加しました。
受講者からは「学生時代にも学び、実務でも使っている知識なのに、改めて学ぶと忘れていることもあり復習になった」「実務で役立てていることを、改めて理論的に学ぶと新鮮に思えた。学生時代とは違う学びだと思う」「これまで学んだことはないのだけれど、知っていた方が仕事の質が上がると思い参加している。難しいが、一つずつ学んでいこうと思う」などの声が聞かれました。

問いかけにも積極的に答え、真剣に聞き入る姿がみられた

問いかけにも積極的に答え、真剣に聞き入る姿がみられた

多職種の人が参加。フォローできるよう知識のある人とこれから学ぶ人を組み合わせて座る

多職種の人が参加。フォローできるよう知識のある人とこれから学ぶ人を組み合わせて座る

イームル工業担当者の植田さんは、「さまざまな経歴を持つ社員がいるので、実務に直結しない部署の人間にも身につけて欲しいと思う基礎知識を学ぶ機会を作りたいと思っていました。そんなときに広島工業大学のリカレント教育の取り組みを知り企画しました。企業自ら教材を用意し体系的な教育を実施するのは、負担が多くハードルも高いことです。今後もこのような機会を活用したいと思います」と話してくださいました。

「業務に関係する基礎技術を体系的に学ぶことができ、広島工業大学のリカレント教育には非常に感謝しています」と話す植田さん

「業務に関係する基礎技術を体系的に学ぶことができ、広島工業大学のリカレント教育には非常に感謝しています」と話す植田さん

本学ではさまざまな取り組みを通じて、地域社会への貢献を目指します。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。