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テクノロジーで食の未来を創る「フードテック教育研究推進センター」新設を記念し、公開シンポジウムを開催

2024.02.14

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広島工業大学は2023年10月に、「フードテック教育研究推進センター」を新設しました。同センターは、食品関連事業者が抱える課題について、テクノロジーの力を用いて学生が企業と共に解決へと取り組む教育システムを担います。

センター新設に伴い、広島国際会議場で「テクノロジーで食の未来を創る。」をテーマに公開シンポジウムを開催しました。
食糧安全保障や産業振興などの面で重要なキーテクノロジーになるフードテックの現状や、関連技術の今後について紹介。学生や大学関係者を含め、128人が参加しました。

公開シンポジウムは毎年開催。「科学技術と日常生活の対話」の視点から、先端テクノロジーに触れてもらう機会に

公開シンポジウムは毎年開催。「科学技術と日常生活の対話」の視点から、先端テクノロジーに触れてもらう機会に

食糧自給率が低い日本で重要な役割を果たすフードテックと未来がどうつながるかを期待してほしいと長坂学長

食糧自給率が低い日本で重要な役割を果たすフードテックと未来がどうつながるかを期待してほしいと長坂学長

第1部では、フードテックの現状の概説から始まり、(株)前川総合研究所の篠崎聡さんが、近年急速に進められている食品工場の機械化の事例を紹介。アグリテック関連として、(株)サタケの植向直哉さんが食品素材を生産する現場である農業現場へのテクノロジー導入事例を紹介しました。

同センターの角川センター長が、フードテックの概要や農学と工学の関係を解説

同センターの角川センター長が、フードテックの概要や農学と工学の関係を解説

(株)前川総合研究所は、おいしさを保つ冷凍技術や食肉を3Dスキャンし、砕かずに骨を抜く脱骨ロボットの技術を解説

(株)前川総合研究所は、おいしさを保つ冷凍技術や食肉を3Dスキャンし、砕かずに骨を抜く脱骨ロボットの技術を解説

(株)サタケはインスタントライスの長期保存技術で災害用保存食にかかるコストの削減に成功。その他のアグリテックの活用事例を紹介

(株)サタケはインスタントライスの長期保存技術で災害用保存食にかかるコストの削減に成功。その他のアグリテックの活用事例を紹介

最後に、食品生命科学科の畠中和久教授が、フリーズドライ技術を中心に本学での食と工学の結びつきについて紹介しました。

フリーズドライは真空で起こる固体から気体への「昇華」を利用した加工技術。常温の水が真空で沸騰し、凍り付く瞬間を捉えた動画などを紹介

フリーズドライは真空で起こる固体から気体への「昇華」を利用した加工技術。常温の水が真空で沸騰し、凍り付く瞬間を捉えた動画などを紹介

第2部のパネルディスカッションでは、「フードテックの理解を深める」「フードテックの課題について考える」「フードテック時代に大学ができること」というテーマで講演した4人が話し合いました。

代替肉への反応から、フードテックの認知によって消費者のイメージも変わってきたと話す角川センター長

代替肉への反応から、フードテックの認知によって消費者のイメージも変わってきたと話す角川センター長

勘と経験で進みがちな食品分野に大学が関わり、技術開発の推進や産学官連携の要となることを期待すると植向さん

勘と経験で進みがちな食品分野に大学が関わり、技術開発の推進や産学官連携の要となることを期待すると植向さん

角川センター長は「今回ご紹介したような先端のフードテックには、農学や生物学だけでなく工学的な視点が欠かせません。本学がその視点を取り入れて関わることで、人手不足解消やコスト削減など大きな課題の解決に繋げたい」と今後のビジョンを話していました。

フードテック教育研究推進センターには既に、複数の企業から連携の相談が寄せられ、今後は課題解決型授業で学生とともに課題解決に取り組んでいきます。