"推し本"の魅力を語る! 第10回 広工大ビブリオバトル
2024.11.21
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2024年11月13日(水)に「第10回 広工大ビブリオバトル」がnexus for. カフェエリアで開催されました。
第10回 広工大ビブリオバトル ポスター
"ビブリオ"はラテン語で書物を意味します。
ビブリオバトルとは、ビブリオバトラー(発表者)たちが、おすすめ本を持ち合い、1人5分の持ち時間で書評した後、バトラーと観客が一番読みたくなった本「チャンプ本」を決定する、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」です。書評合戦を通して学生の読書力の向上に繋げると共に、「伝える力」に重点を置いたコミュニケーション力、人間力向上を図ることが目的です。
会場には、40人を超える学生が観戦に駆けつけた
当日は地区予選も兼ねており、優勝者は11月16日(土)に広島大学の東千田キャンパス「地域連携フロアSENDA LAB」(中区東千田町)で開催される全国ビブリオバトル2024ブロック決戦(中国B・Dブロック)に出場します。
さらにブロック決戦の優勝者は、12月22日(日)に昭和女子大学(東京都)で開催される全国大会へと進みます。
2022年・2023年は、本学で選ばれた学生が中国Dブロック決戦で優勝し、全国大会に出場しました!今年も全国大会に向けて、学生が "推し本" の魅力を語ります。
今回のバトラーは5名
紹介された本は、以下の5冊です(発表順)。
① 池井戸潤『ルーズ・ヴェルトゲーム』
バトラー:情報コミュニケーション学科※3年次
託見さん(広島県瀬戸内高等学校出身/広島県)
② 著者:モンゴメリ 翻訳:松本侑子『赤毛のアン』
バトラー:電子情報工学科※1年次
三野さん(広島市立広島工業高等学校出身/広島県)
③ 著者:ダニエル・キイス
翻訳:小尾芙佐『アルジャーノンに花束を』
バトラー:電子情報工学科※2年次
福武さん(飛鳥未来高等学校/広島県)
④ 辻村深月『傲慢と善良』
バトラー:地球環境学科2年次
小串さん(福岡県立戸畑高等学校/福岡県)
⑤ 本谷有希子『生きてるだけで、愛。』
バトラー:地球環境学科4年次
下澤さん(福岡県立八幡南高等学校/福岡県)
投票はオンラインで実施、観戦に来た学生45人による投票の結果、今年のチャンプ本は小串紘也さんが紹介した『傲慢と善良』に決まりました!
図書館長の遠藤教授から小串さんへ、表彰状授与の様子
優勝した小串さんは、
「まさか自分が選ばれるとは...とても緊張しましたが嬉しいです。
この本は、現代社会で生きる皆さんがうっすら抱える悩みなどを丁寧に描写している作品です。特に、繊細な心を持った方に読んでほしい作品だと思います」と話してくれました。
図書館長の遠藤教授と、バトラー全員で記念撮影
ずっと緊張の面持ちだった小串さん、最後に笑顔で写真撮影
バトラーの皆さん、お疲れ様でした!
優勝した小串さんは、ブロック決戦も頑張ってください!
※2025年4月、学びの領域は維持しながら3学部11学科に改組します。
- 改組紹介ページ