広島企業のIoT導入事例に触れる~情報コミュニケーション学科
2024.11.26
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情報コミュニケーション学科※3年次生の授業として、「地元ものづくり企業のIoT導入事例紹介」を開催しました。
これは、地元企業がIoTを導入した取り組みを学生に紹介し、自らが学んでいる専門知識や研究が社会でどのように役立つのか、また必要とされているのかを知ってもらいたいと、広島県と公益財団法人ひろしま産業振興機構が主体となり行なわれたものです。
本学は広島県と「包括的連携協定における連携事項「教育・文化の振興に関すること」を締結しており、この取り組みは同連絡事項内の「DX人材育成プログラムの実施及び学生の地元就職の促進」に係る事業として実施しました。
直接担当者から話を聞くことで、学生の就職に対する意識も高まる
はじめに広島県商工労働局の門永さんから「IT技術者の需要が高まっています。今日は企業の新入社員になった気持ちで、どのような効率化が図れるかを一緒に考えてみましょう」とあいさつがありました。
「IT企業以外にも君たちの力を必要とする企業は多い」と門永さん
その後、IoT導入に取り組んだ地元企業の広機工株式会社(呉市)と東洋電装株式会社(広島市)、地元出身の専門家辻田さんの事例を紹介いただきました。
広機工の末政さんは「加工設備の切削水を自動でモニタリングしIoTを用いて品質向上を図る」を紹介
辻田さん(日野出㈱(福岡市)/2024年9月末まで広島県内企業に在籍し、約10年間、営業管理システムを活用してDX推進に取り組む)は「情報システム経験ゼロから始まるDX推進室長誕生秘話」について
東洋電装の横山さんは「受付の無人化テストフィールド・ショールームのレベルアップ」の取り組みを紹介した
発表が終わるごとに学生から質問が寄せられた
参加していた小林さん(広島県立祇園北高等学校出身/広島県)に、今日の感想を聞きました。
「人事や採用担当の方の話を聞く機会は多いですが、実務にあたっている人の話はなかなか聞けません。貴重な機会になりました。働き方を考えるときの参考にします」と話していました。
小林さんは企業のIT促進に関わる仕事をしたいと話す
学生にとって貴重な経験となりました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
※2025年4月、学びの領域は維持しながら3学部11学科に改組します。
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