広島市エコクッキングレシピの動画を作成しています
2024.11.13
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広島市が提案するエコクッキングレシピの作成に、本学の学生が挑戦しています。先日、レシピ動画作成のための撮影会が行われました。
エコクッキングとは、 野菜を丸ごと使ったレシピや余った料理をアレンジし、まだ食べられる食材を無駄なく使うレシピのこと。広島市では若い世代にも食品ロス削減を意識してもらいたいとレシピ動画を作成しホームページで公開しています。
この取り組みでは、市内の大学等に通う学生がレシピの作成から動画の作成までの全てを行います。 今年度のレシピ制作を本学のカレー愛好会の学生たちが担当しました。

動画の制作は広島女学院大学の学生たちが担当

撮影は食品生命科学科※が利用する27号館とnexus for.で行われた
用意したのは「皮付きポテトサラダカレー味」「キャベツの芯ドレッシング」「丸ごと枝豆とジャガイモのポタージュスープ」の3種類。レシピ考案者自らが動画に出演し、作り方を紹介します。
カレー味のポテトサラダのレシピを考えたのは、三宅さん(愛媛県立松山北高等学校出身/愛媛県)。「一人暮らしで余らせてしまう食材でできるレシピを考えました」と話します。食材を無駄なく使いきれるよう、皮ごと使っているのがポイントです。

「カレーのスパイスの配合を変えて味変しても楽しいです」と三宅さん
キャベツの芯をすりおろしてドレッシングに使った浜本さん(崇徳高等学校出身/広島県)。飲食店でのアルバイトの経験から、「芯を捨ててしまうのがもったいない」と今回のレシピを考えたそう。「すりおろした芯の食感がアクセントになります」と話します。

声のトーンや表情にも気をつけて、動画の撮影に臨んだ浜本さん(写真右)
愛好会代表の徳原さん(山口県立防府高等学校出身/山口県)は、枝豆を鞘ごと使った「ポタージュスープ」を提案しました。「スープはミキサーにかけて作るので、野菜を丸ごと使いきれますよ」と話します。

「他大学の学生さんとの交流も良い思い出」と徳原さん
広島市の担当者の環境局環境政策課下野さんは「管理栄養学科もある女学院大学の学生さんが撮影、工業大学の学生さんがレシピ作成というのが、本企画の面白味の一つです」と話します。

「自由な発想から生まれたレシピには新鮮な驚きがいっぱい」と下野さん
この日制作した動画は女学院大学の学生さんたちが完成させ、広島市のホームページに掲載される予定です。皆さんもぜひ作ってみてくださいね。
- 広島市エコクッキングレシピ
(今回撮影された動画は来年度公開予定)

当日作った3品の料理
※2025年4月、学びの領域は維持しながら3学部11学科に改組します。
- 改組紹介ページ