本学の学生が、日本木材学会 中国・四国支部 第35回研究発表会で、研究発表賞を受賞しました!
2024.12.06
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9月14日に開催された一般社団法人日本木材学会 中国・四国支部 第35回研究発表会で、環境学部建築デザイン学科4年次生 森田ゼミの浅野間さん(広島工業大学高等学校出身/広島県)が研究発表賞を受賞しました。

この研究発表会は、木材学や関連分野における未発表の研究成果を発表するものです。また研究発表などを通して会員相互の研鑚、情報交換、親睦をはかることも目的としています。
発表方法は口頭発表とポスター発表があります。口頭発表は、現地会場とZoomミーティングを使用したハイブリッド形式で、発表時間は発表・討論・発表者の交代を合わせて15分です。展示発表は、A0サイズ(幅90cm、高さ120cm)で制作したポスターを現地会場に掲示し、参加者と1時間ディスカッションをします。
今回の出場者は23名、浅野間さんは展示発表を選択し、自身の卒業研究である”轆轤(ろくろ)“ をテーマにポスターを制作しました。

ポスター会場でのディスカッションの様子

浅野間さんが制作したポスター
受賞した浅野間さんへ、インタビューをしました!
■なぜ “轆轤” を研究しようと思ったのですか?
森田先生から轆轤について教えていただいたのがきっかけです。学ぶにつれて、私にとって身近な宮島に轆轤産業が残っており、かつその轆轤技術がなくなりつつあることを知りました。私にも何かできないか、今後宮島轆轤が継承されていくためにはどのような行動を起こすべきかと思い、卒業論文の研究テーマに選びました。そして、その内容を多くの人に知ってもらいたかったので、今回の研究発表会へ応募しました。
■大変だったこと、気をつけたことはありますか?
伝統技法の調査ということもあり、現在の状況や職人さんの想いを正確に伝えるということには気をつけました。

授賞式の様子
大学では吹奏楽部に所属しクラリネットを担当、趣味でテナーサックスも演奏する浅野間さん、4月からはビル管理関係の企業に就職、広島駅の駅ビルのテナント管理に携わる予定です。
研究発表賞の受賞、本当におめでとうございます!!