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BIMや新技術を活用した建築現場を見学~建築工学科

2024.12.02

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株式会社竹中工務店の協力のもと開催された建築現場見学に、建築工学科の3年次生約20人が参加しました。訪ねたのは、広島県北広島町の「豊平地域づくりセンター」新築工事作業所です。

建築工学科の3年次生

建築工学科の3年次生

「自然豊かな風景に溶け込む交流の場を作ろうと、広島県の木材を使い、在来軸組工法による建物を建築しています。BIMの活用により、大幅な効率化も実現しています」
そう説明してくれたのは、入社2年目で本学建築工学科の卒業生でもある施工管理の本村さん。
作業所に詰め込まれた技術と工夫の話を、学生は興味深そうに聞いていました。

最初に工事概要の説明を受けました

最初に工事概要の説明を受けました

AR技術により、基礎の上にどんな部材が来るか一目瞭然

AR技術により、基礎の上にどんな部材が来るか一目瞭然

概要説明の後は作業所見学。工区を2つに分けることで、職人配置などを効率化させた建築の工程は、かなり進んでいました。

「木材を腐らせないよう、通気垂木で空気の道を作っています」

「木材を腐らせないよう、通気垂木で空気の道を作っています」

「電気配線なども知っておく必要があります」

「電気配線なども知っておく必要があります」

「竣工予定は12月25日。順調です」と本村さん

「竣工予定は12月25日。順調です」と本村さん

その後は再び事務所に戻り、質疑応答。
「施工管理のやりがいは」
「周辺住宅への工事の影響を防ぐ工夫は」
など次々に挙がる学生の質問に、本村さんを始め同社の方々は丁寧に答えてくれました。

「BIMのスキルはどこで修得されたのですか」

「BIMのスキルはどこで修得されたのですか」

「木造の難しさはどんな点にありますか」

「木造の難しさはどんな点にありますか」

この見学は、大学で学ぶ知識が作業所でどう役立つのか、を体感する貴重な時間となりました。
ご協力いただいた竹中工務店の皆様に、心より御礼申し上げます。

■BIMとは
「Building(建物を) Information(情報で) Modeling(形成する)」の略で、建築物をコンピューター上の3D空間で構築し、企画・設計・施工・維持管理に関する情報を一元化して活用する手法