高大連携授業で、「ノーベル賞受賞技術 PCR」と「DNA電気泳動実験」を体験 ~食品生命科学科
2025.01.08
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本学では、地域教育支援の一環として、中学・高校の授業内では体験することが難しい実験・実習プログラムを無料提供し、理系科目への興味を広げてもらう高大連携活動を積極的に実施しています。その1つとして、11月23日に広島工業大学高等学校の生徒が来学し、食品生命科学科※杉山教授の研究室で、昨今よく耳にするノーベル賞受賞技術「Polymerase Chain Reaction(以下PCR)」について学び、自ら手を動かして体験しました。
授業冒頭でDNAやPCRについての説明を受ける様子
グループに分かれてPCR実験を開始!
学生が高校生の実験をサポート
PCRチューブは小さいので調整作業が大変
PCR反応液をサーマルサイクラーにセットしてプログラムを設定する
午後はDNAの電気泳動の準備からスタート
実験器具の操作にも少し慣れた様子
はじめての電気泳動作業は慎重に
PCRで増幅したDNAのバンドが見えるか...緊張の瞬間
全員PCR実験に成功!泳動写真を片手に記念撮影
「中学・高校生の皆さんにはもっともっと大学に来てもらい、大学で進められている先端研究に触れることで、理系科目の面白さを感じ、将来の進路選択に必要となる知識や経験を深めてもらいたいと考えています」と話す杉山教授。
食品生命科学科※の杉山研究室では、初歩的なバイオ実験から発酵食品造りまでの幅広い実習プログラムやより高度な研究体験プログラムを準備しています。興味がある方はお気軽に杉山教授までご連絡ください。
※2025年4月、広島工業大学は3学部11学科に改組します。
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