本学の学生が九州・沖縄臨床工学会で「BPA優秀演題賞」を受賞しました!
2025.01.27
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1月18日・19日に鹿児島県で開催された「第19回九州・沖縄臨床工学会」において、大学院工学系研究科生命機能工学専攻1年次生の中山さん(福岡県立八女高等学校出身/福岡県)がBPA(ベスト・プレゼンテーション・アワード)優秀演題賞を受賞しました。

この学会は、九州・沖縄臨床工学技士会と(公社)鹿児島県臨床工学技士会が主催し、(公社)日本臨床工学技士会、鹿児島県、(公社)鹿児島県医師会、鹿児島県透析医会、(公社)鹿児島県看護協会が後援する形で開催されました。
参加者は約650名、発表された演題は82題にのぼりました。
本年度の学会テーマは「勇猛果敢 ~伝承×創造~」であり、臨床工学技士が医療現場で直面する課題やその解決方法などを議論・発表する場として、年1回開催されています。
中山さんは、大学院で取り組んでいる内視鏡の医療事故防止に関する研究を発表しました。この研究は、臨床工学技士の業務の一環として注目される内視鏡管理に関する内容であり、その実用性と独創性が評価されました。

表彰の様子
「胃カメラを使用したあと洗浄消毒をせずに他患者に再使用してしまう医療事故が発生しています。この問題を解決するためセンサとマイコンを使って注意を促すシステムを開発し、その改良をおこなったので発表しました。
発表の場には臨床の現場で活躍されている現役の臨床工学技士の皆さんが多く、非常に緊張しましたが、大変貴重な経験となりました。また、研究内容を臨床工学技士の皆さんに評価していただけたことで、大きな励みとなり、今後の研究への意欲がさらに高まりました」と、受賞に際してコメントをくれました。
中山さんは、2024年9月21日に愛媛県で開催された「第14回中四国臨床工学会」においても、BPA学生部門 最優秀演題賞を受賞しています。
https://www.it-hiroshima.ac.jp/news/2024/10/post-2229.html
今回も前回に続く素晴らしい受賞、本当におめでとうございます!