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地球環境情報解析研究センターが、岩手県大船渡市の大規模な林野火災被災地を解析しました(第一報)

2025.03.03

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本学の地球環境情報解析研究センター(センター長:小黒剛成教授、センター員:小西智久准教授)は、欧州宇宙機関(ESAEuropean Space Agency)が運用する衛星画像により大船渡市の林野火災の被災地を解析しました。

2025年2月19日に岩手県大船渡市で林野火災が発生したことを受け、Sentinel-2B/C衛星の観測画像を解析しました。空間分解能10mの可視光および近赤外、20mの短波長赤外の観測画像を用いて林野火災を検出しました。図1は、大船渡市を観測したSentinel-2画像です。左側が人間の目で見たような色を再現したトゥルーカラー画像、右側が短波長赤外の観測データを利用したフォールスカラー画像です。短波長赤外は霧や煙などの影響を受けづらく、また熱を検知することができるため林野火災の分析に適しています。トゥルーカラー画像では、煙が立ちのぼり火災場所の特定は難しいですが、フォールスカラー画像では火災の場所が橙色で表示されています。

図2~5はSentinel-2が2月15日、2月20日、2月25日、2月27日に大船渡市を観測したフォールスカラー画像です。2月15日は画像内で火災は発生していません。2月20日は画像中央下側(大船渡市三陸町綾里)に橙色や黄色で表示された林野火災が確認できます。2月25日は画像内で火災は確認されず、この地域の火災は一時鎮火したものと考えられます。2月27日は画像中央(大船渡市三陸町綾里)から画像左側(大船渡市赤崎町)にかけて林野火災が確認できます。また、赤枠内で茶色に表示されている領域は、2月25日以降に発生した林野火災による焼失地であると考えられます。

2月27日以降も林野火災が続いています。当センターでは衛星画像による林野火災の解析を継続して行います。

トゥルーカラー画像)

トゥルーカラー画像

フォールスカラー画像

フォールスカラー画像

図1 Sentinel-2画像 (2025年2月27日観測)
図2  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月15日観測)

図2  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月15日観測)

図3  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月20日観測)

図3  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月20日観測)

図4  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月25日観測)

図4  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月25日観測)

図5  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月27日観測)

図5  Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月27日観測)

Contains modified Copernicus Sentinel data (2025), processed by Sentinel Hub