地球環境情報解析研究センターが、岩手県大船渡市の大規模な林野火災被災地を解析しました(第二報)
2025.03.04
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本学の地球環境情報解析研究センター(センター長:小黒剛成教授、センター員:小西智久准教授)は、欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)が運用する衛星画像により大船渡市の林野火災の被災地を解析しました。第一報(2025年3月3日付)での報告に続き、Sentinel-2衛星による観測画像を解析しました。
空間分解能10mの可視光および近赤外、20mの短波長赤外の観測画像を用いて林野火災を検出しました。図1は、2月27日に大船渡市を観測したSentinel-2フォールスカラー画像です。火災の場所が橙色で表示されています。2月27日には第1報で報告したように画像中央部の赤崎町合足地区や三陸町綾里において火災が確認できます。図2は今回新たに観測された3月4日のフォールスカラー画像です。火災が北部や西部へ移動していることが分かります。図1上に示した①三陸町綾里の砂子浜地区付近、②三陸町越喜来の甫嶺地区付近、③赤崎町の長崎地区付近において、図2の3月4日には火災が発生しています。 今回のSentinel-2画像は3月4日の10時17分に観測され、運用機関であるESAのポータルサイト(Copernicus Data Space Ecosystem)に15時頃に公開され、同日16時には図2のような画像解析を行いました。当センターでは災害発生時に即時的な対応ができるように解析設備や技術の向上を図っています。図1 Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年2月27日観測)
図2 Sentinel-2フォールスカラー画像 (2025年3月4日観測)
Contains modified Copernicus Sentinel data (2025), processed by Sentinel Hub