本学提案の避難所受付システムを「佐伯区総合防災訓練」で試験運用しました
2025.09.11
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本学は2025年8月24日、五日市高等学校で開催された「佐伯区総合防災訓練」に参加し、避難所受付システムの試験運用などを通じ、協力団体として訓練運営に携わりました。
避難所の受付に見立てた参加者受付
■避難訓練で受付システムを試験運用
この日の訓練は、南海トラフ巨大地震の発生を想定して実施され、多くの市民が避難訓練や指定避難所運営訓練、防災フェアに参加しました。
本学の学生は、研究開発を進めている「避難所受付システム」を試験運用。避難者が記入した受付用紙をスマートフォンで撮影し、避難者氏名、健康状態、持病・アレルギーなどの情報をデータ化する実証実験を行いました。
受付用紙をスマホで撮影する学生
株式会社三宅と、株式会社シーエスイーが本学と共同開発した避難所管理システムでは、音声による受付手続きも可能に
■本学教授による防災講話も
指定避難所運営訓練では、体育館に集まった参加者全員によるシェイクアウト訓練(地震直後に身を守る行動を体験する訓練)や本学情報システム学科の林教授による「みんなで協力する避難所づくり」と題した講演が行われました。
「Drop(まず低く)、Cover(頭を守り)、Hold on(動かない)」というシェイクアウト訓練
避難所運営のポイントをクイズ形式でわかりやすく説明する林教授
防災タイムラインの作成実習を手伝う、本学「学生防災士会」のメンバー
避難所に常備された担架や発電機などの資機材を紹介する五日市高等学校の生徒
筋交いを入れ外しできる本学提供の模型で建築構造の大切さを体験する参加者
QRコードで退所手続きを体験する参加者
■より実践的なシステムを作るヒントに
卒業研究で、避難者受付用紙から必要な情報を読み取りデータ化する手法の開発に挑戦する神田さん(広島県立福山工業高等学校出身/広島県)は、「受付用紙を撮影する際、体育館が予想以上に暗かったり、汗で紙が濡れたりして手間取りました。この貴重な経験を活かし、より実践的なシステムの開発に生かしたいです」と意気込みを語ってくれました。
想定外のことがたくさん起こり、とても参考になったと話す学生防災士会の神田さん
防災訓練を主催した五日市観音西地区自主防災会連合会の谷村敏彦会長は「他の地区の訓練を見てやりたいことがたくさん出てきたので、広工大に相談し、今回の訓練が実現した。一般的なPCでも避難所を管理できるシステムがあると知り、勉強になった」と話していました。
今回の訓練に向けて広工大と3回に渡り、協議の場を設け、自らも勉強になったと話す谷村会長
今回の防災訓練は、学生たちにとって防災や減災について改めて考えるとともに、システム開発の課題や改善点を実体験から学ぶ貴重な機会となりました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
<本学の防災に関する取り組みについて>