広島工業大学

  1. 大学紹介
  2. 学部・大学院
  3. キャンパスライフ
  4. 就職・資格
  5. イベント情報
  6. SNS一覧
  7. 施設紹介
  8. 2024年度以前入学生の学部・学科はこちら→

広島工業大学

助けられる人から助ける人へ―2025年度防災士養成講座を開催しました

2025.10.14

このニュースは、クローズされました

地域の防災を担う「防災士」を育成する防災士養成講座を、広島県との連携事業の一環として2025年9月13日・14日の2日間にわたり本学キャンパスで開催しました。

本講座は、日本防災士機構が認証する防災士資格の取得を目的とするものです。2025年度は、地球環境学科や建築工学科など6学科から学生36人、教員2人の計38人が受講しました。受講生たちは、防災に関する幅広い知識や実践的なスキルを学び、地域で活躍する「防災士」をめざして学びを深めました。

広島県が地域の防災訓練等で活用している最新の「ひろしま自然災害体験VR」を体験

広島県が地域の防災訓練等で活用している最新の「ひろしま自然災害体験VR」を体験

■教育推進活動として継続実施

防災士は1995年の阪神・淡路大震災の教訓をもとに、地域住民主体の防災力を高めるため2002年に創設された民間資格です。
本学では2020年度から地域防災減災教育研究推進センターが教育推進活動の一環として講座を開講しており、多くの学生が防災士資格を取得してきました。

■広島県職員による最新防災施策も紹介

学生たちは、本学をはじめ兵庫県立大学や広島大学の教授陣、広島県、NPO法人担当者など多彩な顔触れの講師陣による12の講座を受講。「防災士の役割」「災害ボランティア活動」「各種災害への備え」などについて学びました。

家族構成や避難場所が異なる複数のパターンを設定し、避難経路を考える災害図上訓練

家族構成や避難場所が異なる複数のパターンを設定し、避難経路を考える災害図上訓練

マイ・タイムライン(避難計画)を、「いつ」、「誰が」、「何をするか」を考えて作成

マイ・タイムライン(避難計画)を、「いつ」、「誰が」、「何をするか」を考えて作成

広島県の担当者から、県の防災施策のほか最新の防災情報システムなどを紹介

広島県の担当者から、県の防災施策のほか最新の防災情報システムなどを紹介

360°視点のVRで、土石流や大規模地震、河川の氾濫などを体験

360°視点のVRで、土石流や大規模地震、河川の氾濫などを体験

広島県危機管理監消防保安課の担当者による講座では、県内の災害の歴史に加え、自助・共助・公助が一体となって「災害死ゼロ」の実現をめざす多様な取組みについてご説明いただきました。

また、受講生全員が体験できるようにと10台のVRゴーグルをご用意いただき、災害動画を体験したほか、本年度から運用を開始し、中国5県での共同運用をめざす防災情報システムのデモンストレーションも披露いただきました。

「防災士となった学生の皆さんが積極的に地域に出て、その力を地域防災に役立ててほしい」と語る広島県危機管理監消防保安課の皆さま

「防災士となった学生の皆さんが積極的に地域に出て、その力を地域防災に役立ててほしい」と語る広島県危機管理監消防保安課の皆さま

■学生の声

学生防災士会に所属する環境学部地球環境学科の黒住さん(山口県立岩国高等学校出身/山口県)は、
「資格取得後に防災士に求められることや活動の指針が理解でき、今後の活動のイメージが湧きました」と意欲を語りました。

また、工学部環境土木工学科の山下さん(香川県立善通寺第一高等学校出身/香川県)は、
「大きな被災地には人が集まる一方、小さな被災地にはボランティアが集まらない現状を知り、課題を強く感じました。自分に何ができるかを考えるきっかけになりました」と振り返りました。

VRの体験後「危険性を実感できる有効なツールだと思った。地域のお年寄りにも体験してほしい」と話す黒住さん(左)と山下さん(右)

VRの体験後「危険性を実感できる有効なツールだと思った。地域のお年寄りにも体験してほしい」と話す黒住さん(左)と山下さん(右)

本学では今後も防災士の養成や防災知識の普及、技術開発などを通し、地域防災に貢献していきます。