世界で学ぶ建築の現場!デンマークで挑戦する大場さんの海外インターン体験
2025.11.21
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大学院 工学系研究科博士前期課程(修士課程)環境学専攻の大場風太さん(千葉県立安房高等学校出身/千葉県)は、現在デンマーク・コペンハーゲンに本社を置く世界的建築設計事務所 Bjarke Ingels Group(BIG)で、Design assistant(デザインアシスタント)としてインターンを行っています。
BIGは世界各地に拠点を持ち、革新的でダイナミックな建築デザインで知られる事務所です。今回は、海外での挑戦を始めて3か月が経った大場さんに、インターンの実際についてインタビューしました。
現在、BIGでインターン中の大場風太さん
Q1. インターンに行くことになったきっかけは?
学部時代から、ゼミの杉田宗教授や周囲の方々に「海外で挑戦してみたら?」と勧められ、漠然と海外で働くことを意識していました。長期インターンシップをめざし、学部3年次生の頃から海外の設計事務所5社に作品集や履歴書を送り、いくつか面接を受けました。その結果、今年5月にBIGから採用の連絡を受け、メールを見たときは膝から崩れ落ちるほど嬉しかったです!
デンマーク・コペンハーゲンにあるBjarke Ingels Group(BIG)本社ビル
Q2. 1日のスケジュールはどのような感じですか?
基本は午前9時出社、午後5時退勤です。オフィスの1階では、社員が集まっておしゃべりしながらランチを食べる文化があります。最近は物足りなさを感じるので、退勤後もオフィスに残って仕事をしたり、自分のプロジェクトを進めたりしています。コンペの締め切り前などは、夜遅くまで作業することもあります。
オフィスでのランチ風景
ランチタイムに仲間とコミュニケーション
Q3. 今どのような業務に携わっていますか?
ここ数週間は、リノベーションのプロジェクトに配属されています。既存の建物の1/20スケールという比較的大きな模型を、1人で作る仕事を任されています。そのために必要な3Dモデルを作成したり、オフィス内の模型部門のスタッフと連携しながら仕事を進めています。自分で形にしていく過程はとても面白く、やりがいがあります。
Q4. 実際に海外でインターンを経験してみて、感じたことは?
今回のインターンは、人生で初めてのことだらけです。フルタイムで長期間働くことも初めてですし、国も言語も異なる場所で生活するのも初めてでした。楽しさと大変さの比率は4:6くらいです。大変さのほとんどは英語でのコミュニケーションで、残りは生活面のちょっとした苦労、例えばラーメンが高いことなどですね(笑)。
最初の1か月は、英語でのやり取りが原因でチームに迷惑をかけたり、友達との会話がうまくいかずストレスを感じたりしました。でも、インターン開始から3か月経った今は、英語力も確実に向上し、会話の失敗にも慣れてきました。大変なことも含めて、自分が一番成長できていると実感できるので、とても楽しいです。
仕事の後に仲間とリラックスしている様子
Q5. 日本との違いはありますか?
一番大きな違いは、職場に日本人がほとんどいないことです。BIGは非常に国際的な企業で、46か国から集まったスタッフが同じオフィスで働いています。私の右隣はイタリア人、左隣は台湾人。日本人は私1人だけです。文化の違いや英語でのコミュニケーションなど、ハードルはありますが、それを乗り越える経験は大きな財産になります。少しでも海外で働きたいと思う人には、ぜひ挑戦してほしいです。
海外での挑戦は決して簡単ではありませんが、そこで得られる経験は、必ず自分の成長につながります。異なる文化や言語の中で学ぶことは、技術だけでなく、人としての成長にも大きく役立ちます。
大場さん、貴重なお話をありがとうございました!これからの活躍も楽しみにしています。