建築とデジタル技術をつなぐ研究で、本学大学院生がTRENG Supportに選ばれました!
2025.12.02
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2025年10月15日、工学系大学院での研究を応援する取り組み『第3回修士研究応援「TRENG Support」』の当選テーマが発表されました。
その中で、工学系研究科博士前期課程(修士課程)環境学専攻の土井究太さん(広島城北高等学校出身/広島県)の研究が選ばれました。
贈呈式での土井さん(右)
この取り組みは、東レエンジニアリング株式会社が主催し、「サステナブルな社会」「ライフサイエンス」「デジタル技術」という3つの分野で研究を支援するものです。第3回となる今回は、全国32校から88件の応募があり、厳正な審査の結果、10件が当選テーマに選ばれました。
土井さんは「デジタル技術の発展につながるテーマ」において見事選ばれました。
研究テーマは「クリエイティブメンテナンスを目指した維持管理BIMの構築と活用に関する研究」です。
選ばれたのはわずか10名であり、今回の受賞は、土井さんの研究成果および発表内容が高く評価されたことによるものです。
以下に、受賞後に行った土井さんへのインタビューをご紹介します。
■研究内容について教えてください
私たちが安全で快適に過ごせる建物は、日々の維持管理を担う人々の努力によって支えられています。しかし、その取り組みは目に見えにくく、十分に評価されていないのが現状です。
そこで、「建物を守る仕事の価値を、もっと前向きにとらえてもらいたい」という思いから、この研究を始めました。建物の点検を行うロボットやアプリの開発、維持管理をしやすい建物設計など、建築とテクノロジーをつなぐ新しい仕組みづくりに挑戦しています。
溢れた飲料を検知して清掃員に通報するロボット
作業員の脳波をデジタルツインに蓄積するアプリを開発
■受賞の感想
今回の受賞を通して、研究に関心を持ってくださる方々とつながる機会が増えました。実務の現場との距離が近づき、この研究は社会に必要とされているという手応えを感じています。
ゼミ室で研究に取り組む土井さん
■今後の目標
今後の研究では、建物と人、そして社会をつなぐ新しい仕組みづくりをさらに進めていく予定です。
デジタル技術を活用することで、より効率的で持続可能な維持管理を実現し、最終的には「建物をつくる」から「建物を育てる」社会への転換をめざしています。
土井さんの挑戦は、これから建築やデザインを学ぶ皆さんにとって、大きな刺激となるはずです。“建物を育てる”という新しい発想から、未来のまちづくりが始まっています。
今後のさらなる活躍に期待しています!