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建築家・川島範久氏を招いた「建築デザイン講演会2025」を開催しました

2026.01.14

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2025年11月21日、環境学部 建築デザイン学科の1、2年次生を対象に、Nexus21内デネブホールにて「建築デザイン講演会2025」を開催しました。本講座は毎年恒例の行事で、世界的に活躍する建築家を招き、経験や思想に触れることで、学生の学びを深めることを目的としています。
今年度は、川島範久建築設計事務所代表であり、明治大学准教授でもある川島範久氏をお迎えし、「自然とつながる建築をめざして」をテーマにご講演いただきました。

日本建築学会賞やJIA環境建築賞、SDGs建築賞などさまざまな賞を受賞する川島氏

日本建築学会賞やJIA環境建築賞、SDGs建築賞などさまざまな賞を受賞する川島氏

■デジタルツールを活用し、自然とつながる建築をめざす

学生時代は建築計画を学び、その後環境工学へ進んだという川島氏。日建設計勤務時には「NBF大崎ビル(2014年 日本建築学会賞受賞)」の設計に携わりました。大規模建築の設計においては都市環境への影響を考慮する重要性、建物の形状や配置の最適化、ファサードの工夫、そして環境対策の効果を検証するコンピューターシミュレーションの活用が不可欠であることなどをお話しいただきました。
講演では、環境シミュレーションを用いた設計プロセスの紹介のほか、伝統的な集落に学ぶ知恵や、都市における循環型建築の可能性についても解説いただきました。
最後には、2025年10月から2カ月間開催された「ひろしま国際建築祭」で展示されたパビリオンについて紹介いただきました。このパビリオンは、庭の落ち葉を集めてコンポストで土に還し、モミジの苗木を育てるという“自然の循環”を建築に取り入れた作品で、本学の杉田宗教授や学生も制作に携わりました。

パビリオンは、環境の再生に寄与する建築の在り方を検証するものとなったそう

パビリオンは、環境の再生に寄与する建築の在り方を検証するものとなったそう

講演に刺激を受けた学生たちが、建築を学ぶ上での姿勢や考え方などについて質問した

講演に刺激を受けた学生たちが、建築を学ぶ上での姿勢や考え方などについて質問した

■憧れの建築家から直接話を聞けた貴重な機会に

以前から川島氏に憧れていたという1年次生の藤家さん(愛媛県立松山北高等学校出身/愛媛県)。講座終了後に「分かった気にならないで、根本を突き詰めていく、という川島氏の姿勢に感銘を受けました。デザインの表面的な美しさだけでなく、機能面や意図を理解する大切さを学びました」と話します。

藤家さんは「ひろしま国際建築祭」にも興味があり、尾道の会場に足を運んだそう

藤家さんは「ひろしま国際建築祭」にも興味があり、尾道の会場に足を運んだそう

■世界で活躍する建築家から学べる貴重な機会を有効に生かしてほしい

同講座を担当した杉田宗教授に話を聞きました。
「これから学生たちは、自分で設計する機会が増えてきます。その中で、どういった視点で設計するのかと迷うこともあるでしょう。設計者の数だけ考え方や手法はあるので、多くの考えに触れ今後の参考にしてほしい」と話します。

「1年に一度の機会ですが、4年間の在学中に少なくとも4名の建築家の話が聞ける機会があります。この貴重な機会をそれぞれの建築の学びに生かしてほしい」と話す杉田教授

「1年に一度の機会ですが、4年間の在学中に少なくとも4名の建築家の話が聞ける機会があります。この貴重な機会をそれぞれの建築の学びに生かしてほしい」と話す杉田教授

学生にとって大変有意義な時間となりました。
川島氏にも改めて感謝申し上げます。