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産学官連携授業で、自動航行ドローン・無人建機による最先端建設DXを体験しました

2026.01.13

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工学部 環境土木工学科3年次生を対象に、株式会社鴻治組および国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所のご協力のもと、「最先端の建設DX技術:自動航行ドローンや無人建機の遠隔施工」をテーマとした産学官連携授業を実施しました。
授業では、大学と約100km離れた庄原市・鍵掛峠道路の工事現場(国土交通省発注)をオンラインでつなぎ、自動航行ドローンによる3次元測量技術、さらにバックホウ(建設機械)の遠隔操作技術を実演いただきました。

鴻治組が所有する最新DX オフィス車両「モビリティオフィスカー」

鴻治組が所有する最新DX オフィス車両「モビリティオフィスカー」

■日本に数台のみのDXオフィスカーで遠隔操作を見学、最新技術に触れる

建設現場ではICT(情報通信技術)の活用が進み、従来の熟練工による作業から、データに基づく自動化・効率化へと大きな変革が生まれています。
1、2年次で測量の基礎を学んだ学生に、最新の情報化施工の動向を知ってほしいという目的で実施された本授業。はじめにNexus21の講義室で自動航行ドローンの実演を見学した後、本学新1号館前に配置された、遠隔施工用IoTデバイスを搭載した移動式DXオフィス車両「モビリティオフィスカー」へ移動し、無人バックホウの遠隔操作を見学しました。

■卒業生が登壇し、現場で活躍する姿を披露

「ドローンで3次元測量作業を自動化したことで、移動時間を含めて2時間かかっていた作業が25分で完了するようになりました」と話すのは鴻治組の宮本さん。
取得した点群データを活用し、進捗を視覚的に把握でき、作業効率向上につながっていると説明しました。

「ICT技術は建設業を変えている」と宮本さん、新しい技術を意欲的に学び続けている

「ICT技術は建設業を変えている」と宮本さん、新しい技術を意欲的に学び続けている

勢力さん(右)はドローン飛行以外にもデータ処理や3Dデータの作成なども行う

勢力さん(右)はドローン飛行以外にもデータ処理や3Dデータの作成なども行う

■オペレーターとして活躍する人材の多様性も広がる

教室を移動したあとの新1号館前では、倉田さんが遠隔操縦バックホウとモビリティオフィスカーについて紹介。「災害時や緊急現場で迅速な対応ができるほか、猛暑・厳寒でも室内から安全に操縦できます」と説明し、最後には同社女性スタッフによる遠隔操作も実演されました。
女性技術者や身体的な制約のある方でも操作しやすい環境づくりが進む中、女性オペレーターによる掘削や土砂積み込み作業のデモンストレーションも披露され、学生たちは遠隔操作技術の可能性を体感しました。

モビリティオフィスカーについて説明する倉田さん

モビリティオフィスカーについて説明する倉田さん

女性オペレーターによる操作で、小山を掘削する様子や土砂積み込み作業も実演

女性オペレーターによる操作で、小山を掘削する様子や土砂積み込み作業も実演

遠隔操作の成功を全員で喜ぶ様子

遠隔操作の成功を全員で喜ぶ様子

今回登壇した3名はすべて本学の卒業生で、宮本さん・倉田さんは工学部 環境土木工学科、勢力さんは環境学部 地球環境学科の出身です。
「建設業の仕事は、現場で汗を流すだけでなく、情報デバイスを扱う職種へと変わりつつあります」と語り、大学で学んだ基礎知識が現場でのICT活用に生かされていると話しました。

「大学時代に学んだ基礎的な知識があるからこそ、ICTを活用できる」と話す倉田さん(左)、伊勢さん(中央)、宮本さん(右)

「大学時代に学んだ基礎的な知識があるからこそ、ICTを活用できる」と話す倉田さん(左)、勢力さん(中央)、宮本さん(右)

最先端の建設DXに触れたことで、学生たちはこれからの土木・建設分野が大きく変革していることを実感しました。

広島工業大学では、今後も産学官との連携を通じて、社会の現場で求められる実践力を育む教育を推進していきます。ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。