地球環境学科の学生が「JENESYS2025」に参加しました
2026.01.14
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環境学部 地球環境学科1年次生の長谷川遥さん(広島県立広島国泰寺高等学校出身/広島県)が、2025年11月25日から12月2日にかけて実施された、外務省が推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2025(フィリピン)」に参加しました。
在フィリピン日本国大使館への表敬訪問(長谷川さんは後列一番左)
JENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)は、日本とアジア太平洋地域などの若者が相互理解を深めることを目的とした国際交流事業で、各国・地域との友好関係の強化や将来の国際的人材育成を目的としています。本プログラムは、書類選考や面接選考を経て参加者が選抜される難易度の高い事業で、今回は日本の大学生・大学院生10名がフィリピンでのプログラムに参加しました。
JICAフィリピン事務所
今回は、長谷川さんに参加のきっかけや現地での学びについて話を聞きました。
■プログラムに応募したきっかけを教えてください
高校時代から国際協力に携わりたいという目標があり、文化交流や国際協力について学べる機会を探していた中で、このプログラムを知りました。「開発交流」をテーマとしている点に強く惹かれ、現地の課題を自分の目で見て学びたいと考え、応募しました。日本文化や異文化交流が好きなことも、参加を後押ししました。
大学交流で組んだバディと、日本文化を通して交流を深める長谷川さん(右)
■特に印象に残っている活動は何ですか?
ナボタス市にある貧困層が暮らすバランガイ(集落)の視察です。午前中に高層ビルが立ち並ぶ都市部を訪れた直後だったこともあり、経済格差の大きさに大きな衝撃を受けました。視察する立場としてその場を離れるしかありませんでしたが、現地の人々と同じ目線で向き合い、信頼関係を築かなければ問題解決にはつながらないと強く感じました。
マカティ市中心部に広がる近代的な高層ビル群
都市部のすぐ隣に広がる、厳しい生活環境のバランガイ
■参加前後で、日本への印象に変化はありましたか?
大きな印象の変化はありませんでしたが、対日理解促進や外交の在り方について深く考えるようになりました。一方的に日本の魅力を発信するのではなく、互いを等身大のパートナーとして理解し合うことの重要性を実感しました。
■今回の経験を通して得たもの、今後の目標を教えてください
18歳にして一生の財産を得たような経験でした。多様なバックグラウンドを持つ学生や現地の人々との出会いは、国際協力への志をより確かなものにしてくれました。今後は、貧困や差別の問題に加え、環境や情報分野に関わる国際協力に携わることを目標に、専門性と語学力を高めていきたいです。
ホストファミリーとの食事風景
長谷川さんは帰国後、本学内で実施した異文化交流会や授業内において、プログラムでの経験を積極的に発表し、国際協力や異文化理解の重要性について発信しています。
12月に開催した異文化交流会で、プログラムの経験について発表する様子
今回のJENESYS2025への参加は、長谷川さんにとって国際社会の課題と真正面から向き合い、自身の将来を見つめ直す貴重な機会となりました。
広島工業大学では今後も、学生一人ひとりの挑戦を後押しする国際交流プログラムを通じて、世界で活躍できる人材の育成に取り組んでいきます。