生成AIを活用した為替予測研究が評価― 情報工学科の学生が学会支部長賞を受賞しました!
2026.03.31
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情報学部 情報工学科4年次生の安井謙太郎さん(熊本市立必由館高等学校出身/熊本県)が、日本オペレーションズ・リサーチ学会 中国・四国支部長賞を受賞しました。
本賞は、中国・四国支部に所属する教員が在籍する大学において、優秀な学生を推薦し、その中でも特に優れた成果を挙げた学生に対して授与される賞です。
今回の受賞は、「敵対的生成ネットワーク(GAN)を用いた為替レート予測手法の検討に関する研究」における成果と、研究への真摯な取り組み姿勢が高く評価されたことによるものです。
表彰状を手に笑顔を見せる安井さん
■生成AIを活用した為替予測に挑戦
本研究では、政治・経済情勢や金融政策など多様な要因によって変動する為替レートについて、翌日の値動きを予測する手法の構築に取り組みました。
具体的には、為替の変動を「上昇」「変化なし」「下落」の3つに分類し、過去の一定期間のデータをもとに翌日の動向を予測します。
その中で、近年注目を集めている生成AI技術の一つであるGAN(敵対的生成ネットワーク)を活用し、予測精度の向上を図るための工夫を重ねました。
本研究での提案内容に関する説明
GANの概要に関する説明
その結果、提案手法は従来のニューラルネットワークを用いた手法と比較して、より高い予測性能を示しました。さらに、実際の取引を想定したシミュレーションにおいても、その有効性が確認されました。
予測結果を示した表
■学びと今後への意欲
受賞した安井さんは、今回の研究について次のように振り返っています。
「自分が興味を持ったテーマに挑戦し、研究に取り組めたことはとても良い経験になりました。ゼミでの勉強会や学外での発表会に積極的に参加したことで、理解をより深めることができました。今後もこの経験を生かして、さらに成長していきたいです」
また、「今回の受賞を励みに、実社会に貢献できる研究成果の創出をめざし、今後も努力を重ねていきたいと考えています」と、今後への意欲を語りました。
広島工業大学では、今後も学生一人ひとりの主体的な学びと研究活動を支援し、社会に貢献できる人材の育成に取り組んでいきます。