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本学大学院の学生チームが「AIS WORKSHOP 2026」で最優秀賞を受賞しました!

2026.04.16

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2026年3月に京都で開催された、建築情報学会主催の年次イベント「AIS WORKSHOP 2026」において、広島工業大学大学院の学生3人がインストラクターとして選抜され、制作ワークショップを実施しました。その成果が高く評価され、建築情報学会の審査会にて最優秀賞を受賞しました。

本ワークショップには、大学院 工学系研究科 博士前期課程 環境学専攻の土井究太さん(広島城北高等学校出身/広島県)、大場風太さん(千葉県立安房高等学校出身/千葉県)、情報システム科学専攻の天野桂吾さん(広島県立廿日市高等学校出身/広島県)がインストラクターとして参加しました。

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左から土井さん、天野さん、大場さん

■伝統とデジタルを融合した新しい試み

AIS WORKSHOP 2026」は、建築やデザイン、情報技術などの分野を横断しながら、新たな空間や体験のあり方を探る実践型のワークショップです。全国から集まった参加者がグループに分かれ、テーマに基づいた制作や実験的なプロジェクトに取り組みます。

今回は約40名の参加者が5つのグループに分かれて実施され、選抜されたインストラクターを中心に企画・運営が行われました。

本学大学院からインストラクターとして選抜された3人を含むチームは、京都工芸繊維大学で制作した神輿を京都大学まで巡行するプロジェクトを担当しました。建築とデジタル技術を横断する研究背景をもとに、「伝統的な神輿に新たな価値を付加すること」をテーマに取り組みました。

■人や環境に反応する"進化する神輿"

本ワークショップでは、従来の神輿の概念を拡張し、「人や周囲の環境に反応する神輿」を制作しました。担ぎ手の動きや周囲の状況に応じて、光や音、動きが変化する仕組みを取り入れることで、神輿を単なる運搬物ではなく、体験型のインタラクティブな装置として再構築しています。

また、巡行中にはミッション(課題)の提示やルート変更といった要素を組み込み、参加者同士が協力しながら進行する仕掛けを導入しました。これにより、街を舞台とした新たな体験の創出が図られています。

こうした伝統文化とデジタル技術の融合による新たな表現が評価され、最優秀賞の受賞につながりました。

photo_aisworkshop_2.jpg

ワークショップの様子(神輿制作から神輿巡業までの過程)

■プロジェクトの体制

本プロジェクトは、それぞれの専門性を活かした役割分担のもとで進められました。土井さんがプロジェクト全体の進行管理を担い、スケジュール調整や情報整理を行うことで円滑な運営を支えました。大場さんはコンセプト設計およびデザイン面を統括し、企画全体の方向性を取りまとめました。さらに、天野さんはシステム開発を担当し、インタラクティブな機能の実装を行いました。

こうした協働体制により、完成度の高いワークショップが実現しました。

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京都工芸繊維大学から京都大学まで神輿を巡行する様子

■今後の展望

本取り組みは、神輿という伝統的な装置にデジタル技術を組み合わせることで、人・空間・情報が相互に作用する新たな体験の可能性を示すものとなりました。今後は、このような試みを一過性のイベントにとどめることなく、都市空間や公共空間での継続的な活用へと発展させていくことが期待されます。

さらに、建築や都市スケールへの展開に加え、デジタルツインやBIMとの連携を通じて、人の行動や空間利用データを活用した新たな空間設計への応用も見込まれます。本学大学院におけるこれらの研究・教育の取り組みが、今後どのように発展していくのか、引き続き注目されます。

■ワークショップの様子(動画)

ワークショップの制作過程や巡行の様子は、以下の動画からご覧いただけます。

YouTube「HIROSHIMA DESIGN LAB