Hiroshima Making Hub Meetingで先進的なものづくり教育事例を紹介しました
2026.08.06
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広島工業大学では2026年7月24日、本学園が掲げる「Making(つくる)」の理念のもと展開するものづくり拠点「Hiroshima Making Hub(M-Hub)」において、「Hiroshima Making Hub Meeting」を開催しました。
このイベントは、7月24日と8月8日の2日間にわたって開催されるもので、初日は教育関係者や高校でのものづくり教育の実践者、そしてものづくりが大好きな高校生を対象に、先進的な教育事例の共有や体験型ワークショップを実施しました。
教育関係者や高校生ら40名が参加した
冒頭では長坂学長が挨拶、ものづくり教育の発展への期待を語った
■大学・高校それぞれの実践事例を紹介
最初の講演は、京都工芸繊維大学KYOTO Design Labでデザインファクトリーの技術スタッフを務める井上智博氏による「大学内ファブスペースにおける運営モデル・11年の変遷とその軌跡」です。
日本最大規模の大学内ファブスペースへと発展した工房について、11年間の運営実践を振り返りながら紹介。持続可能な施設運営や利用者コミュニティ形成のポイントについて知見を共有しました。
大学内ファブスペースの運営経験について講演する井上氏
続いて、広島県立宮島工業高等学校の岡原賢三先生が、「フルカラー3Dプリンターを活用した宮島町家模型製作」をテーマに発表しました。
地域資源を活用した学習活動として、宮島の町家を毎年1棟ずつ模型化する取り組みを紹介。デジタル技術を活用しながら地域文化の継承に挑戦する実践例が紹介されました。
宮島の町家を再現した模型製作の取り組みを紹介する岡原先生
広島市立広島工業高等学校の大歳隆志先生は、「デスクトップファブリケーションと手仕事」をテーマに講演しました。
最先端のデジタル技術が身近になる一方で、ものづくりの本質として手仕事の価値を見直すことの重要性について語り、デジタルとアナログを融合した新たな学びの可能性を示しました。
デジタルと手仕事の融合による新たなものづくりの可能性を語る大歳先生
広島工業大学高等学校の平原豪人先生は、「STEAM実習の授業づくりで意識していること」と題して発表しました。
デジタルファブリケーションを高校3年間のカリキュラムにどのように組み込み、生徒の主体的な学びにつなげているかについて紹介しました。
同校の特色ある学びの仕組み「K-STEAM類型」について紹介する平原先生
最後は、本学建築デザイン学科の杉田宗先生が、「大学におけるデジタルファブリケーション実習の概要」をテーマに講演しました。
授業での活用事例や学生が取り組むプロジェクトを紹介し、大学におけるデジタルものづくり教育の展開について説明しました。
大学でのデジタルファブリケーション教育について紹介する杉田先生
■ワークショップでデジタルものづくりを体験
講演終了後は、本学のデジタルものづくり施設「Fab Lab」を会場にワークショップを実施しました。参加した社会人と高校生が一緒になって各校が実践する特色あるものづくりプログラムを体験しながら、教育現場での活用方法について理解を深めました。
広島工業大学高等学校のブースでは、オリジナルの花のクラフトを制作する「ブルームクラフト」を実施しました。
タブレットを使って花をデザイン
レーザーカッターで加工し、オリジナルの花のクラフトが完成
広島市立広島工業高等学校のブースでは、平屋建て住宅の模型制作を体験しました。
住宅模型のパーツをカッターで切り出す
細かな組み立て作業を楽しむ参加者
広島工業大学のブースでは、乾燥スパゲティと3Dプリンターで製作したジョイントのみを使用し、その高さを競う「Tallest Spaghetti Tower」を実施しました。
タワーづくりに使用するスパゲティとジョイント
身長近くまで達するタワーを完成させたチームもあった
楽しみながら参加者の皆様との連携を深めることができた一日となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
第2回「Hiroshima Making Hub Meeting」は、8月8日に開催予定です。
当日は本学オープンキャンパスと同日開催とし、小学生・中学生・高校生およびその保護者をはじめとする一般来場者を対象に、デジタルものづくりを体験できるプログラムを実施します。
ぜひご参加ください。