広島工業大学技術士会の設立を記念し、本学にて設立総会と記念講演会を開催しました
2026.08.17
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この度、公益社団法人日本技術士会中国本部に所属する会員の卒業生が中心となり、新たに「広島工業大学技術士会」を設立しました。これを記念し、2026年7月18日、本学Nexus21において設立総会および記念講演会を開催しました。
広島工業大学技術士会には、本学卒業生64人が会員として参加し、卒業生同士の交流促進や学生への資格取得支援などを担う新たな組織としてスタートしました。
総会に出席し、広島工業大学技術士会の設立を祝う会員と関係者
■卒業生ネットワークを生かし、次世代技術者の育成も後押し
技術士とは、科学技術に関する高度な専門知識と応用能力に加え、高い技術者倫理を有することを国が認定した技術者資格です。国内最高峰の技術者資格の一つであり、国際的な技術者認証制度である「APECエンジニア」の登録対象資格にもなっています。また、資格取得後も継続的な研さんに努めることが「技術士法」に定められています。
広島工業大学技術士会は、本学卒業生である技術士同士の交流促進や技術力の向上、後進の育成を目的として設立されました。出身校別の技術士会としては全国で42校目、広島県内では呉工業高等専門学校に次いで2校目となります。
同会は、公益社団法人日本技術士会中国本部と広島工業大学との包括連携協定を背景に設立されたもので、総会には多くの卒業生や関係者が集い、その門出を祝いました。
総会では、会則の承認に続いて役員選出が行われ、初代会長に選任された長谷山弘志氏(株式会社荒谷建設コンサルタント代表取締役)が就任のあいさつを行いました。
長谷山氏は、「会員同士が専門分野の枠を超えて交流し、知見や経験を共有できる場を築きたい。大学生や若手技術者への支援を通じて、地域を支える技術者の育成にも力を入れていきたい」と抱負を述べました。
今後は技術士資格取得をめざす学生への支援や、卒業生同士の交流を積極的に進めていきたいと話す長谷山氏
長坂学長は「大学と社会とのつながりは大切。ぜひ大学や学生を巻き込みながら発展していただきたい」と祝辞を述べました。
大学と技術士を結ぶ架け橋としての役割に期待を寄せる長坂学長
総会終了後には、サザン技術士事務所代表で、2009年度から2017年度まで本学情報コミュニケーション学科※教授を務めた南野猛氏が、「技術者倫理教育の実践と課題」をテーマに記念講演を行いました。
南野氏は、企業や大学で培った経験を交えながら、技術者には高度な専門知識だけでなく、高い倫理観と人間性も求められることについて解説しました。
技術者倫理について、自身の経験を交えながら語る南野氏
■学生・卒業生を支える技術士会をめざして
総会終了後、長谷山氏は次のように語りました。
「技術士は、技術者にとってキャリア形成の大きな目標となる資格です。まずは大学へ足を運び、学生の皆さんに技術士資格の意義や受験制度について伝えていきたいと思います。技術士会が学生や卒業生にとって気軽に相談できる存在になればうれしいです」
記念講演会終了後には祝賀会が開かれ、会員同士が親睦を深めました。
今後は、技術士資格取得をめざす学生への支援や卒業生同士の交流を通じて、地域社会を支える技術者の育成と、本学卒業生・在学生のつながりのさらなる発展が期待されます。
※2025年4月、広島工業大学は3学部11学科に改組しました。