建築デザイン学科の学生がイギリスで開催された国際ワークショップに参加しました
2026.09.28
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環境学部建築デザイン学科4年次生の植木科捺さん(山陽女学園高等部出身/広島県)が、イギリスのラフバラー大学と日本の大学による国際ワークショップに参加しました。
本学からは10人の学生が参加し、植木さんのチームが提案したパビリオンは、2025年9月に開催されたワークショップで最優秀賞を受賞しました。その後、約半年にわたりオンラインで設計のブラッシュアップを重ね、2026年6月に開催されたロンドン建築祭に合わせて実際に制作されました。
パビリオン設計に挑戦した植木さん
ワークショップの最終発表でコンセプトを説明する植木さん
植木さんは、設計検討から3Dモデル作成、モックアップ制作、現地での制作までプロジェクトに参加しました。今回は、国際チームでの活動や英国での経験、そしてプロジェクトを通して得た学びについて話を聞きました。
Q1.どのようなプログラムでしたか?
2025年9月に英国・ラフバラー大学で開催された5日間のワークショップに参加しました。ラフバラー大学、広島工業大学、近畿大学、慶應義塾大学、九州大学の学生が混成チームを組み、パビリオンの設計に取り組みました。
私たちのチームは、日本とロンドンをつなぐ象徴となるパビリオンを提案し、「レシプロカル構造」を活用したデザインを考案しました。私は主に3Dモデルの作成と模型製作を担当しました。
組立後の集合写真
Q2.応募したきっかけを教えてください。
将来は海外で活躍したいという思いがあり、その第一歩として挑戦しました。また、参加した先輩方から「価値観が変わる」「絶対に参加した方が良い」と勧められたことも大きな後押しになりました。
Q3.参加して印象に残ったことはありますか?
イギリスの学生は、身近な材料を使って模型を作りながらアイデアを形にしていくスタイルが印象的でした。一方、日本の学生は3Dモデルやデジタルツールを活用した設計を得意としていました。
今回は広島工業大学の友人10人と参加しましたが、特に本学の学生は授業で学んだ3Dモデリング技術を生かし、多くのチームで3Dモデルの作成を担当していました。国や大学ごとの強みを生かしながら協働できたことが印象に残っています。
制作前の接合部の確認
Q4.この経験を通して得たことは何ですか?
英語が完璧でなくても、伝えようとする気持ちと諦めない姿勢があれば協力できることを学びました。また、設計したものを実際に形にするためには、試作と改善を何度も繰り返す必要があることも実感しました。
今回の経験を通して、将来めざしている構造解析やデジタル技術を活用した建築設計への思いがさらに強くなりました。
完成したパビリオン
テーマは「レシプロカルパビリオン」
Q5.今後の目標を教えてください。
私は大学院への進学を予定しています。今後はデジタルファブリケーションをさらに深く学び、将来は建築設計を技術面から支える仕事に携わりたいと考えています。構造解析やシミュレーションなどを活用し、設計者のアイデアを実現できる技術者をめざしています。
今回の経験を通して、海外での活動や異なる文化・価値観を持つ学生との協働を経験した植木さん。英国での学びは、建築を考える視野を広げるとともに、自身の将来像をより明確にする貴重な機会となったようです。今回得た経験や知識を生かしながら、今後は構造解析やデジタルファブリケーションの分野でさらに学びを深め、建築設計を支える技術者としての活躍が期待されます。