旧南方小学校リノベーションプロジェクト完成お披露目会を開催しました
2026.04.15
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環境学部 建築デザイン学科では、包括連携協定を締結している北広島町との連携事業として、2013年に閉校した旧南方小学校を活用した「空き教室リノベーションプロジェクト」を進めてきました。本プロジェクトには、同学科の森田秀樹教授と木下美沙准教授のゼミ生20人が参加し、2026年3月5日に完成お披露目会を開催しました。
本プロジェクトは、廃校施設を有効活用し、地域に新たな交流拠点を創出することで、コミュニティ広場として活用されることを目的としています。
お披露目会での集合写真
■プロジェクトの背景と目的
近年、少子化の進行により廃校となる学校が増加し、地域活力の低下が課題となっています。本プロジェクトでは、こうした課題に対し、空き教室を活用して「高齢者と親子が交流できる空間」を整備し、地域におけるヒト・モノ・コトの循環を促すことをめざしました。北広島町と本学は、包括連携協定のもと協働で本取り組みを推進しました。
■学生主体で進めたリノベーション
2025年5月に打ち合わせを開始し、学生が主体となって計画・設計に取り組みました。現地調査では地域住民の声を直接聞き取り、そのニーズを反映した空間づくりを検討しました。2025年5月の打ち合わせ開始以降、9月の中間発表会、10月の最終発表会を経て設計案を決定し、その後は図面作成および施工へと進みました。
8月に実施した現地調査では、地域住民への聞き取りを実施した
施工段階では、学生が現地作業にも参加し、内装の仕上げや家具製作に携わりました。大学で製作した家具に加え、地域事業者と連携した制作物も取り入れ、実践的な学びの場となりました。
9月にオンラインで実施した中間発表会の様子
A~C班の提案の中から選ばれたC班の設計図(コンセプト:「安らぎの縁側」)
■完成お披露目会を開催
2026年3月に開催されたお披露目会には、地域住民や関係者が参加し、完成した空間を見学しました。カウンターや移動式縁側などを備えた空間には、世代を超えた交流を生み出す工夫が随所に施されており、参加者からは期待の声が寄せられました。
当日は地域住民など約30名が参加した
学生が来場者に家具のコンセプトや使用方法を説明する様子
■地域とつながる新たな拠点へ
本プロジェクトを通じて、学生は地域課題に向き合いながら実践的に学び、地域にとっても新たな交流の場が創出されました。
広島工業大学は今後も、地域と連携した教育・研究活動を推進し、持続可能な地域づくりに貢献していきます。