社会を支える情報技術と情報科学 ~2025年度公開講座を開催しました~
2025.05.27
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広島工業大学では2025年度の公開講座を開催しました。今年度のテーマは「社会を支える情報技術と情報科学-情報技術およびその背景にある情報科学のトピックスの紹介-」。
本学の情報学部の教員が登壇し、情報技術に関する幅広い分野の講義を行いました。
多くの来場者が熱心に受講した公開講座
■社会を支える情報技術の一端に触れようと、初日から2講座計138名が来場
本学では毎年一般の方を対象に、大学で進めている研究や教育をご紹介する公開講座を開催しています。生涯学習の機会を提供することを目的としており、今年は5月10日から3日程にわたり、6つの講座を開きました。
5月10日の講座を担当したのは、情報マネジメント学科の白石教授と情報工学科の吉野助教です。主婦や会社員、高校生など、事前に申し込みをした2講座計138名の方が聴講しました。
■情報がビジネスに使われるシーンや、具体的な情報処理の手法について解説
この日の白石教授のテーマは「行動経済学とマーケティング」。
「極端に高い商品を置き、安価な類似品の購入を促す」「買いだめを落ち着かせるため、商品でいっぱいの倉庫の映像を流す」などの事例を紹介
馴染みのある映画やマンガ、テレビ番組などを例に挙げながら、人間の行動特性とそれを生かしたマーケティングの事例を紹介しました。
吉野助教は「ものを早く見つける技術~古典アルゴリズムから量子アルゴリズムまで~」をテーマに登壇。
「量子アルゴリズムを活用すれば、探索問題にかかる時間が大幅に削減できる可能性がある」と話す吉野助教
たくさんのシロクマが並ぶイラストの中から目的の1頭を見つけ出す問題を例に、コンピューターに情報をどう処理するか指示する「アルゴリズム」について解説しました。また、通常のコンピューターと特性が異なる量子コンピューターを動かすための「量子アルゴリズム」について紹介しました。
■参加した人は...
吉野助教の講義を聴講した石田さんは、「将来プログラミングなど、情報を扱う仕事に就きたいと思っているので参考になればと参加しました。高校ではまだ習ったことがないことが多かったので、帰って復習したいです」と意欲を見せてくれました。初回から聴講した大下さんは「マーケティングに興味があったので参加しました。見たことのあるサービスが、どのようなロジックで作られているかわかって興味深かったです」と話していました。
友人同士で参加した石田さんと大下さん
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
本学は今後も大学での学びを生かして地域に貢献してまいります。